《“削らない歯医者”
毎日ブログ1,891》
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
削らない歯医者 年名 淳です
検査数が増えたせいもありますが
感染者増にブレーキはかかりません
勝負の３週間と言われて日が経ちますが
終わりが見えない感じ
じゃないですか
春の緊急事態宣言並みの注意勧告ながら
「不要不急の外出を控えて
」という
「出かけても構わない」状況だと
人は迷います
複数から選択するより
一択だと悩まなくていい
不便になりますが
「出ちゃダメ
」と言われる方が楽
人間は「悩む」「考える」ことによる
脳のエネルギー消費を嫌います
例えば
インプラント（人工歯根）の選択において
イメージ画像
レントゲン写真に下あごのインプラント（5本）が写っています
歯が失くなったところに
インプラント義歯を入れることを決定している
アラフォー男性患者・T様に考えていただきました
「S社のインプラントかB社のインプラントを
担当医として考えているのですが
決定するのにT様にも情報収集いただいて
一緒に考えていたいと思いますので
両社のホームページを見て考えてみていただけますか」
「素人の自分が見て分かるかどうか...
でも
調べてみます」
S社のインプラント
それから約2週間後の今週
お越しになり
「なんとなくですが...
実績を見るとS社のインプラントが良いかな
そう思いますが正直よく分かりません」
クリエイティブに考えることができる方だと
見込んで提案してみましたが
「知らない分野」で選択の機会を与えられるのは
ストレスでしかない
「やっぱりか...」そんな感じでした
たった2週間では
素人さんとプロの間の溝が縮まりません
意見のやり取りをしつつ
結局のところは
「S社もB社も上質なものなので
どちらでも構わないのですが
T様の場合は
強いて選ぶならS社ではなく
私はB社が良いと思います」
B社のインプラント
人によっては
「S社を選択肢に加えずに
B社に決めて提案してくれれば
考えたり迷うことはない」
と言われます
一択だと悩まなくていいですから
でも私は
残りの人生が50年あるかも知れないT様に
「40歳の時にB社のインプラントを入れたのは納得づく」
そうコミットしていただきたいと思っています
担当させていただく
私より年齢がお若いことも考慮して
私が引退してから
もし何かトラブルが起こった時に
「あの歯医者（私）に聞かないと...」
そういう事態でも
“もの申せる”患者さんになれれば
その時に担当するドクターの
ご自身で適切なサポートを導き出せます
ただ今回は私自身とても学びになりました
「選択権は患者さん（消費者）にある」
とは言え
「おたくにお任せしています
」
そんな心構えの方には
余計に頭を使わせ過ぎないようにする
これも大事ですね
今日は以上です
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「自分に合う」歯医者の選び方の一つですが
このブログ記事を
歯医者さんで見せてみるのも手ですよ
実際に当院へ通うことが難しい他府県の方から
（遠くは東京都や宮城県の人から）
「年名さんのブログを見てもらったせいか
歯医者さんの説明や治療が丁寧でした」
との声もいただいています
診療を請け負う歯医者さんにとったら
「ちゃんとご自分に合った情報を持っている患者さん」
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