あなたは
きれいな水を飲み
服ときれいな音を
カバンに入れて
光りを浴びる
今日は雨だよ
私は
空を笑い
声あげ
裸足で地面を蹴る
許可された
紙切れは
何の意味ももたずに
ひらひらと
地面に落ちた
私は汚い泥を
食べる
音が反響し
うるさいほどの
埃が舞う
指先が震え
暗く、目の前に
映るそれは
なぜか
綺麗だった
空に続いた
音の線
地上から
上がり
ふんわり
ふんわり
空中で踊る
あなたは
綺麗な水を飲み干し
光りを浴びる
私は
膝をつき
頭をつけた
今日は雨だよ
頬に流れる水
それでも
汚い泥を
食べる
埃は宙を回転し
わたしの身体に
吸収される
ふと呟いた
解放の言霊は
音の線に乗る
許可された
紙切れは
ヒラヒラと
地面に落ち
消えてしまった
あなたは
きれいな水を飲み干す
私は
泥まみれの湖に
口づけをする
あなたの頭上に
真っ黒な雨雲
今日は雨だよ