ライブに来てくれるお客様の気持ちが解れば、ライブの集客はしなくてよくなる? | T&J 関西音楽イベント企画

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関西で音楽イベントの企画・イベントの告知、ミュージシャンのサポート活動をしています

事務局の上西です

 

今回は、アマチュアミュージシャンが

勘違いしているかもなぁ・・・

と感じることについて話をしたいと思います。

 

以前にも話をしたと思いますが

流行っていない飲食店経営者がよく言うのは

「一度食べてもらえばお店に来てくれる」

という勘違いです。

 

売れないミュージシャンなら

「一度聞いてもらえばライブに来てくれる」

という勘違いです。

 

どういう事かと言いますと

「自分は歌が上手だから

 聞いてくれた人はライブに来てくれるだろう・・・」

という勘違いをしているミュージシャンが居るという事です。

 

 

 

ライブに来てくれるまでの流れを知っていますか?

 

例えば飲食店の場合ですと

美味しい料理さえ出していればお客様が来てくれるのかというと

そんな事はありません。

 

まず、そのお店の存在を知った上で

「なんか良さそう」

と思ってくれるから実際に来店してくれるんです。

 

オープンしてから3年経って

やっと来店してくれたというお客様も珍しくありません。

 

オープンしたのは知っていたけど

一人では入りにくかったので・・・

 

そしたら、たまたま2年ぶりに遊びに来た友達が

「あそこに良さそうなお店があるやん♪」

「行ってみようか?」

って言ったから

ネットでいろいろ見て、他のお店も見て

やっぱり気になるから行こうという事になって今日初めて来ました

なんて事はよくある話なんです。

 

それほど、知ってもらってから実際の来店までには

ライバルとの競争にも勝たないといけませんし

来店してもらう動機も必要ですし

タイミングが合わないと来店してもらえないし・・・

なんだかんだと時間が掛かるものなんです。

 

売れている歌手でも同じで

初めはたまたま歌を聞いて

「あ~いい歌だなぁ」

「いいメロディーだなぁ」

「いい歌詞だなぁ」

と思って興味を持ってくれます。

 

次の段階では

「どんな人が歌っているのかな?」

「カッコ良さそう」

「カワイイっぽい」

と興味を持ってくれて

YouTubeなどの動画を見てくれます。

 

動画を見てくれたら

「カッコイイなぁ」

「イケメンだなぁ」

「カワイイなぁ」

と興味を持ってくれたら

この段階で初めて、

「実際にライブで見てみたい!」

「動いているこの人を見てみたい!」

となって実際にライブに足を運んでくれます。

 

このお客様の感情の変化を

ちゃんと考えて意識していますか?ってことなんです。

 

初めて知ったミュージシャンの歌を聞いて

いきなりライブに来てくれる人なんて居ません!

 

ビジネスなら当たり前の集客の流れですが

アーティストという人たちは、

作品が全てだと勘違いしてしまいがちなんですね。

 

是非、このお客様の気持ちの変化をよく理解して

一人一人のお客様に

「ライブに行ってみたい♪」

と思ってもらえるように

集客の流れを作るようにしてください。

 

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