京都花便り2023 才ノ神の藤と頼光寺のナンジャモンジャの木 | Tomorrow is another day

京都花便り2023 才ノ神の藤と頼光寺のナンジャモンジャの木

4月29日、土曜日。
 
前々回のブログの続きです。
 
白毫寺を後にして、
この日の一番の目的地でもある
「才ノ神の藤」を訪ねて、
京都府福知山市方面へドライブ。
 
「才ノ神の藤」がある場所は、
大江町(京都府福知山市)の山間部に
位置している為、
基本的にアクセスは車になります。
50台くらい停めれる駐車場とトイレも完備されていて
観光スポットとして、十分な整備はされています。
 
今回、
藤の花の咲くシーズン中に来るのは初めてなので
正直、駐車場の混雑具合が不安でしたが、
思いのほか、空いていて一安心。
 
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駐車場で撮影の支度をして、
藤棚のもとへ。
 
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「才ノ神の藤」は、自然に自生した
大小6株からなる大きなヤマフジで
推定樹齢は、1200年と伝えられています。
(ネットで検索してみると、
推定樹齢2000年と紹介されているサイトもあります。
どちらが正しいのでしょう?)
 
かつては、
周囲約7.9m、樹齢2000年を越えるという欅(けやき)のご神木に
巻きついていたのですが、
そのご神木も、幾度かの落雷の影響で、朽ちてしまい、
現在は、欅の面影を留めるものが何も残っていない状況です。
 
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「ヤマフジ」は、
ノダフジなどと比較すると花の房が短く、
写真じゃ分かり難いですが、つるの巻き方も、左巻きなのが
特徴的です。(ノダフジは、右巻きです。)
 
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昭和58年には、京都府天然記念物に指定されました。
 
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藤棚の下に祀られている「才ノ神」は、
叡智の神・道祖神・縁結びの神として
今でも信仰されています。
 
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複雑に絡み合った巨大なつるは、
どこか神々しくもあり、歴史を感じさせてくれました。
 
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この日、
最後に訪れたのが
福知山市川北にある頼光寺。
 
福知山には鬼退治に関連したお寺がたくさんありますが、
「頼光寺」もその中の一つ。
源頼光が鬼退治の必勝祈願の為に立ち寄った山寺が
その後に「頼光寺」になったそうです。
 
そんなお寺で、
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の花が見頃を迎えているとの
情報を得て、見に行きました。
 
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駐車場に到着して、
そこからお寺を見上げると新緑に純白の花が映える
「ナンジャモンジャの木」が見頃を迎えていました。
まるで
季節外れの雪が降り積もっているかのようで
何とも綺麗な光景です。
 
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地蔵菩薩とナンジャモンジャの花
 
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古梵鐘
 
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この「ナンジャモンジャの木」は、
約100年程前に檀家が朝鮮半島から持ち帰って
植樹されたそうで、
現在では、
高さ12メートル、幹周りが約50センチにも成長しています。
また、平成13年には、
「福知山市の名木」に指定されました。
 
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これにて、
4月29日の花めぐりは終了です。
お付き合い下さり、有難う御座いました。
 
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