昨日から、急遽、先輩の仕事を手伝っています。

(今日は定休日)

 

久しぶりの”気ままじゃない”時間は

精神的には刺激的というか

知的好奇心が満たされる/未知の世界を知る

喜びに溢れていましたが

身体は疲れました。。。

 

資格はあるけど、未経験の分野で

雑用しかしていないし

学生時代からよく知っていた人なので

気持ち的にはリラックスしていたけれど

実際は、かなり緊張していたみたい^^;

 

そして、予想もしていなかったのですが

頭の中でごちゃごちゃ考えているよりも

とっとと体験した方が答えは早く出る

と、身をもって体験することができました。

 

具体的にどんなことかと言いますと…。

 

 

 

 

過去ブログで書いたことがあるかもですが

私は、小学生の頃から

男に頼らずに生きていける(自立した)女になる!

という想いを強く持っていて。

高校の時点で、当時流行っていた漫画の世界に憧れて

獣医師になる、と決めました。

(獣医師の仕事ではなく、描かれていた人間関係に

 惹かれていたんだと気づいたのは最近のことです^^;)

 

で、その決意のまま大学に進学したものの

授業にも実習にも、ぜーんぜん興味が持てない。

かと言って、

じゃあ何がやりたい?という問いへの答えはなく。

浪人して地方で一人暮らしまでさせてもらったのに

辞めるなんて(母に対して)申し訳ないと思って

何とか6年を過ごし、国試もギリギリで通りぬけ

獣医師の資格を手にしました。

 

学生時代も、普通はしない就活を一人でしてみたり

(全くの異業種を受けたりしていました)

足掻いてはみたものの、結局答えは見つからず、

消去法でお堅い仕事に就くことにしたのです。

 

その後、心理学に出会い、

カウンセラーになりたいと思いつつ

仕事を手放す勇気が持てず

でも仕事にも身が入らないという時期を経て

ようやく退職したのが去年の春。

 

何をしても自由の身になったのに

一歩を踏み出せないまま、

1年近く経っていました。

 

なぜなら、私は

「獣医師」という資格というか

ステータスみたいなものに執着していて

臨床(動物病院)の仕事もしていないのに

獣医の世界から離れていいのだろうか?

という想いに囚われていたんです。

 

動物が好きというわけでもなく

(むしろ臭いが苦手)

臨床の業務内容を面白いとも思えない。

研究職も同様。

だから、その類の求人には

応募すらしていなかったんです。

 

それなのに、どうしても

”せっかく資格を取ったのに”

という考えがこびりついて

身動きできない状態でした。

 

めっちゃ思考にとらわれていたんですよね。

 

それが、臨床現場に出ることで

ハッキリ答えが出たんです。

 

私、この仕事がしたいわけじゃない

 

何か明確な理由があるわけじゃなく

感覚的に、違う、と感知した感じ。

 

もちろん、今まで未経験だった私が

たった数時間で

その仕事の何が分かるの?って話ですが。

だからこそ、

思考が出した答えじゃない

と言えるんじゃないかな。

 

真摯に診察している先輩の姿を見て

とてもこんなふうに

心と身体と魂を傾けるなんて

できないな、とも思いました。

 

逆に、ハッキリしたのは

私は、人の心に興味が尽きない、ってこと。

 

悩み事や問題が起きた時

なぜそうなったのか、を考えるのが大好き。

 

問題や悩みって、

自分の心に蓋をしているとか

自分本来の考えではない常識とか思い込みが

根っこにある。

 

そういった蓋や思い込みを外した

その人の本音に触れるのが

とても嬉しいし、その時間が楽しい

 

カウンセラーなのか

タロット占い師なのか

(心理学との親和性が高くて面白すぎるのです)

両方なのか

全く違う形なのか

明確なコレ!がまだ見えていないのだけど

やっぱり人の心に触れることで

誰かの役に立ちたいな、と。

根幹部分は明確になりました。

 

・・・とはいえ、しばらく(1か月ぐらいかな?)

新しいスタッフさんが見つかるまでの

なんちゃってピンチヒッター生活は続きます。

 

そこから、また何か見えてくることがあるかも🤭