カミングアウトした理由の1つは
罪悪感を手放したかったから。
(と、後から理解しました。
 始めから、罪悪感を手放すぞーと
 思っていたワケではないです^^;)

では
その罪悪感とは具体的にどんなの?
という話。


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私の場合。

ウソをつく、隠し事をする、は
基本的には
悪いこと、いけないこと
だという感覚があります。

ゆえに
"ありのままではない私"は
相手を騙している
という居心地の悪さを持っていました。

ただし
相手、は、誰に対しても、ではなく。
私が
「好きだな」
「好かれたい、よく思われたい」
と思う人だけ、でした。
ここ、いい子ぶりっ子ポイントw

だからね
これはカミングアウトの大きな要素
では、なかったです。

誰に対してもオープンでいられたら
ラクだろうなぁ
とは思っていましたけれど。


ウソをつく、隠しごとをする
という行為そのものよりも。

隠している内容である
「エロ好き」「性に興味がある」
がね、問題だったんです。

"性"に興味をもつことは
悪いこと
だと ずーっと思ってた。

だから
"悪いことを持っている私"
"その事実を隠していること"
私の存在そのものが罪、みたいな。

↑もちろん、無意識です。
カミングアウトしてみて初めて
あ、こんな風に思っていたんだ
と気づいたの。


正確に言うと
私が エロ好きであること
私が 性に興味をもつこと
悪いこと、許されないこと
だと思っていたんです。


…ここで、勘のいい人なら
ん?と思いますよね。


許されないって
誰に?

ココ↑大事な部分。


この問いを掘り下げていくと。

世間の人
…世間の人、全員ではナイ。

真面目な人々
…真面目な人って どんな人だ?

お上品な方々
…その人たちに許されないと困るわけ?
…そもそも その人たち、私を知らんし。

と、言うことは?
誰に許してもらいたかったんだろう??
誰に一番知られたくない???

‼︎‼︎‼︎




どひゃー∑(゚Д゚;)
自分で 自分の答えにビックリしました。

お母さん、ごめんなさい

だったんですよ、罪悪感の正体。


そして、納得。

オトナになる、成熟する、とは。
親から離れること。
自立すること。

性に興味をもつ、ってことは
オトナへの階段をのぼるってこと。


お母さん
子供のままでいられなくて
(側に居続けられなくて)
ごめんなさい

って思っていたみたいです、私。


いやいやいや。
成人式も2回目にして。
よーやく、母離れ。


なぜ「性」が大事なのか。
精神的自立をするには
「性」が手っ取り早いのか。

身をもって体感した次第です。


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カミングアウトして気づいたこと
まだまだ続きます♪