私がもうすぐ中学生になろうかという時期だと思います。
突然(かどうかは私の主観ですが)、ブロンソン主演の映画が立て続けに上映されました。
「メカニック(72年)」「バラキ(72年)」「シンジケート(73年)」「マジェスティック(74年)」
の4本です。
私はバラキ以外の映画は3本とも観ました。ブロンソン・・・かっこよかったですね。
しかも3本とも役柄が全然違っていたのも印象に残りました。
どれもブロンソンにぴったりの感じでしたが、個人的には「メカニック」のクールな殺し屋役がブロンソンの顔や立ち居振る舞いに一番似合っていた役ではなかったかと思います。
70年代のニオイがプンプンするブロンソン全盛期の主演映画。私はこれらを、ほぼリアルタイムで観ることが出来たことを、今でも大変幸せに思っています。
小学生が観るにはちょっと大人びた映画だったのでしょうか。当時はこれらブロンソン映画を観ることによって、ブルース・リーやジミー・ウォングなどのカンフー映画を観た時とは違う、一種独特な満足感を得られたのです。
それはまさしく<初めてリアルなアメリカ>を感じたことによる満足感だったのではないでしょうか。
アメリカの街、アメリカ人、アメ車、英語等々・・・。
もちろん映画の中の作られた世界なので、すべてが本当のリアルなアメリカを映し出しているのではないのですが、インターネットなどない時代、またテレビの旅番組といえば”兼高かおる世界の旅”くらいしかなかった時代、とにかくアメリカへの憧れを最初に感じることが出来たのが、これらのブロンソン主演のアメリカ映画だったのです。