管理人のつぶやき11  

(2000/04/04掲載)

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最近、アルカリイオン水のブームが再燃しつつあるのだそうです。もしかしたら、私どものホームページが貢献しているのではないかと密かに自負している私です。しかし、ブームの再燃が面白くない人達もいるようで、「大手家電メーカーまで商魂逞しく“毒水の販売に力を入れ始めた”」と批判しているホームページを見かけました。

批判派が取り上げるのが平成4年に発表された国民消費者生活センターの「アルカリイオン水は効能効果否定」の発表のことです。否定のひとつに「アルカリイオン水はカルシウムの補充になる」というメーカーの宣伝に対して「アルカリイオン水に含まれるカルシウムの量は牛乳の10分の1以下で効果はない。誇大広告である…」というものがあります。
そこで、牛乳とアルカリイオン水(=我々は電解還元水と呼んでいます)のカルシウムについてみてみましょう。

牛乳=成分無調整○○牛乳 300ml=カルシウム341mg 
電解還元水 カルシウム 17.4mg/l(=リットル) 

何とも嬉しいデータです。1リットルで比較すると牛乳はおよそ1100mg、電解還元水17.4mg。10分の1どころか100分の2ですよ!
今、成人一日あたり摂取すべきカルシウムの量は一日600mg~1,000mgだそうです。牛乳を一日600ミリリットル~1,000ミリリットル飲めばバッチリです。ところが電解還元水ですと34リットル~57リットル飲まないといけないことになります。批判派が「そ-れ見ろ!」と手を叩いて喜びそうなデータです。
ところで、成人一日あたりに必要なカルシウムの量は60mg~100mgで体重60kgの方が60mg、100kgの方が100mgということになります。
なぜ、摂取量と必要量にこんなに差があるのでしょうか。
その原因として
  体内に入ったカルシウムが吸収されにくいこと
  体内のカルシウムがどんどん流出してしまうこと
があげられます。
その結果慢性的なカルシウム不足が叫ばれ、骨粗鬆症が叫ばれているのです。これらの事柄に関しては「子供たちはなぜキレる」に詳しいのでそちらを参照して下さい。(ページ下段“キレる”ボタンをクリック!)

日本医学会総会において京都大学医学部が「骨粗鬆症にも!アルカリイオン水が骨形成を助ける」という研究発表を行いました。
要旨は次の通りです。

ラットにカルシウム含量の異なる飼料を与え、それぞれに水道水、乳酸カルシウム、アルカリイオン水を自由飲料させ、4週間後に骨や血液を調べたところ、どの飼料でも、水道水<乳酸カルシウム<アルカリイオン水の順に骨形成が良くなる傾向が見られた。とくに飼料中のカルシウムが不十分な状態では、アルカリイオン水は骨形成の改善に大きな効果があると考えられました。

つまり、電解還元水はカルシウム吸収の補助的な役割を果たしています。毎日食べる食物から(例え、その食物に含まれるカルシウムが乏しくとも)効率良くカルシウムを体内に吸収してくれるというわけです。その原因の一つとして電解還元水にはマグネシウムが含まれていることが京都大学糸川教授によって示唆されています。

さて、私自身は'99健康博で行われていたデモ「骨美人度チェック」で最高の「A」が出ました。
私は30代後半のころ医師から「若いのに骨の老化が進んでいてもろく折れやすいから注意するように」と言われたんです。
しかし、その後、今日に到るまで食生活はデタラメ、睡眠時間はメチャクチャの状態が続きました。例えば勤務していた頃は1週間のうち3日、4日は徹夜が当たり前、丸ノ内のオフィス街ですから深夜になると食事もとれない。もちろん風呂にも入れない。下着も変えられない。夏なんか汗でベトベトで精神的にもたまらないし、たまに外出したときコンビニでサンドイッチか何かを買って電車の中で移動中に食べるといった状態でした。従って、骨美人度チェックは最悪か最良のどちらかだな、と思って受けたのです。最良というのはもちろん「電解還元水を飲んでいる効果」に期待していたからです。そして、見事に「骨美人度A」が出たのです。しかも、もっと驚くことをその場で聞かされました。
このチェックには朝から長蛇の列が出来ていて多くの人がチェックを受けていたのですが、その係りの方に
「“A”は今日始めてです。何か健康のためにされていますか?」
と言われたのです。
健康に良いこと?!
冗談ではなく1週間に3日か4日の徹夜勤務と一日1回か2回のカップヌードルやコンビニの食事ということになってしまう。(そんなバカな)
私にとって欠かさないこと、それは還元水を飲むことに他なりません。
それにしても、あれだけ多くの人たちがいて“A”が私ひとりとは、世の中どうなっているのかと思いました。このことひとつを見ても電解還元水が健康に良いことを証明しています。


数値のデータを比較してもわからないことがあるのは世の常識です。ところが研究者は結局そこにいきついてしまう。頭で考えて結論を出してしまう。安易な批判をする前に、まず、自ら電解還元水を飲んで体験することから研究を始めてはいかがかと思いますが…。
「己を知り敵を知れば百戦危うからず」という言葉がありますが、研究者はこのことをしっかりと頭に入れて研究に取り組んでいただきたいと強く念じています。

なお、蛇足ながら
骨が丈夫になったというのは投稿欄でも書きこまれています。
妊婦さんはおなかの子供にカルシウムを取られて骨がスカスカになるそうですが、電解還元水を飲んでいる“さえ”さんからは、骨密度「120」で医師がビックリしていたという投稿がありました。