挑戦・男たちの詩(90)
水治療に挑んだ男たち(3)
九州大学大学院・遺伝子工学 白畑實隆教授
すでに今回のシリーズを読まれた方はアルカリイオン水、電解還元水がどのような誹謗中傷の歴史を歩んできたか・・そして一方でこの水を普及させることで「病に苦しむ人々を救うことができる」「病のない社会を作ることができる」という社会的使命を果たすために推進してきた人々がいたことをご紹介してきました。
著者のいう「十数年の間、還元水を時には“アルカリイオン水”と言い、“活性水素水”とか“水素豊富水”とイメージだけを変えながら、同じ浄水器を営業販売しているのですから、不信感や疑惑を増すだけです」という言葉も、善意に解せば、よく理解してないせいだということになりますが、悪意に解せば「電解還元水の普及を妨げるための誹謗中傷ということになります。
この水によって起こる現象について「アルカリ性の水」では説明できない現象が起きています。医学会が「病のもとは活性酸素」といいだして、この水が活性酸素を消しているのではないか(河村宗典医学博士)という仮説がでて、白畑教授が「活性水素」を発見されたのです。
この水の働きはアルカリ性ではなく活性水素による「還元力」だということがわかりましたので、「アルカリイオン水」では誤解が生じるので、還元力の働きをはっきりと示すために「電解還元水」と呼称するようになったのです。還元力は水素の働きですから「水素豊富水」ということもできるでしょう。
名称の変遷は、研究がすすむとともに、この水の働きが解明がされ、実態にともなった名称に改められてきたというのが真実です。
物事を道理を持って考えれば「不信感や疑惑を増すだけです」という考えは起こらないでしょう。道理に反するこの言葉は、事情を知らない一般向けに放たれた、電解還元水潰しのための作為でしょう。
協和病院の河村院長はメーカーの顧客名簿から、この水を飲んで体験があった方々を訪ね歩いて、検証されておられます。
しかし一般の方々は、電解還元水の体験例を聞かされても、実際に検証する方はまずおられませんから、まして今までの知識では考えられない話ですから、批判側の机上の空論でも十分に一般の方々を納得させることができます。
例えば「「還元水を飲んで万病克服・健康長寿」を、著名な科学者が声高に謳う」と批判していますが「著名な科学者が声高に謳う万病克服」がウソだというその裏付けの検証を、この著者はしていますか? 誹謗中傷が目的ですからそんな事はどうでもよいのです。
協和病院の河村宗典院長は25年に及ぶ水治療の臨床をお持ちです。「反論できる方はしてくださったらいい。私の言うことに反論される医者がいればいくらでも聞くつもりです。ほとんどの医者は黙っています。自分は、この水を飲んでいるくせに、患者さんには言わない方もいっぱいいます。しかしだんだん医者が理解を示してくれるようになったことはうれしいことです」と仰っておられます。
以前に「水からの伝言」の批判に対して次のように書きました。
江本氏の事務所は東京都台東区浅草橋にあります。例えばお茶の水女子大学とは目と鼻の先です。批判している人たちも、地球上に住んでいるのでしょうから、江本氏を訪ねる事は難しいことではありません。月や火星へ行って調べて来いというのではありませんよ。 ましてやお茶の水女子大の富永研究室などはたった数キロの距離です。別にハイヤー、タクシーなど使わなくても、電車で往復たった数百円ですよ。その電車賃もないというのですか! だったら歩いたっていけるでしょう。 つまり、江本氏を訪問して、彼のインチキを糾す、ということを最初からやるきがないということです。その理由は何ですか? (…ニセ科学批判者たちの引きこもりはオタッキーなところで、誰も、江本氏にさえ会おうとしない。社会人として幼稚である。=水は変わる:吉岡英介=) 私の書いたことに、匿名でWeb上でウダウダ御託をならべたところで、何にもならんでしょう。本家本元の江本氏と勝負して決着すべきでしょう。それなのに、勝負を避けて遠くの方で吠えている。これは誰が見ても明らかに「負け犬の遠吠え」でしょう。 |
その後、今日に至るまで、批判者が江本氏を訪問して、エセ科学を暴いたという話はひとつもありません。
この著者も「もしも研究に確信があるなら、臨床試験の結果(データ)を公開するべきです。具体的な事例を示せば、疑惑や批判は解消されるのです」と書いていますが、実際に白畑教授の研究の現場や、協和病院の臨床を調べに出かけたらどうですか? 河村院長はそうされましたよ。
かくいう、この私ごとき小者でさえも、三菱樹脂で整水器を担当するにあたって、頭の中は大混乱。この水を研究している医学博士を訪ねて教えを請いました。
逆にいえば批判者は、批判のための批判ですから、真実など必要ないのでしょう。検証の為に研究者を訪ねようなどということは最初から念頭にない。揚げ足りでも何でも批判できることは重箱の隅をつついてでも批判するのです。ですから道理を持って考えると批判のボロがでてきます。
電気分解装置を駆使したところで”水道水は水道水”でしかありません。水に含有する水素に価値があるのなら、商品として水素を売る方が確かです。要するに、電解還元水整水器は商品として資質に劣るという事です。 |
この記述も、文脈がおかしい。「”水道水は水道水”でしかありません」と言いながら「水に含有する水素に価値があるのなら、商品として水素を売る方が確かです」とはどういうこと??
水道水に「水素」は含有していませんよ。電気分解した結果「水素を含有する水」に変化したわけですから、電気分解した水は水道水は水道水ではなくなっているんですよ。
さらに「商品として水素を売る方が確か」と言っていますが、水素をどのような形で幾らで売るのか影も形もないものが「商品として確か」という根拠は何もありません。批判のための詭弁でしょう。サラリと読めばそれもそうだと誤魔化される人も多いと思いますが、ここで言ってる事は「20万円払って整水器を買うよりも牛乳を飲む方がマシ」という批判と同じレベルのものです。
最近、日本医大の太田教授も「水素」について研究発表していますが、水素を体内、細胞の隅々まで浸透させるには水が一番効率が良いと言っています。
河村院長は「水は運び屋」といっています。「酸化力をもった水を飲むと、数分に内に、頭のてっぺんから足の先まで、あらゆる組織の中に行きわたります。水素を含んだ還元水も同じように数分に内に、頭のてっぺんから足の先まで、あらゆる組織の中に行きわたります。あらゆる組織の中で還元力を発揮するのです。「たかが水」ではありません。水こそが生命活動の善悪を左右しているのです」
答えは、協和病院の患者に現われています。
この世の中は「因果律の世界」です。原因なくして結果なし。結果には原因があるのです。還元水を飲用している方々に起きた「結果」には原因があるのです。
「無理が通れば道理引っ込む」・このサイトには道理がないと私は思います。
電気分解すると水道水が水道水でなくなる
①水道水ではサビはとれない |
![]() ▲錆びたスパナ▲ ↓ |
![]() ▲還元水に浸ける▲ ↓ |
![]() ▲錆がとれたスパナ▲ ↓ |
![]() ▲水素の気泡?▲ |
②水道水ではお茶は出ないが還元水ではお茶が出る |
![]() |
写真1(悪の最新情報 悪徳商法?マニアックスより) 左: 緑茶を普通の水で薄めた結果 右: 緑茶を還元水で薄めた結果 |
ノーベル賞に話題を戻しましょう。
白畑教授は苦難を克服し研究をしていないのでしょうか? いい加減に遊びながら適当なことを言って、還元水整水器の箔付けをしているだけだというのですね。
仮に、奇跡の水を研究して来た白畑博士を、ノーベル学会が其れなりに評価したとすれば、水博士に対する私の厳しい批判は、淡雪の如く消える運命を辿ります。 当然の如く、謝罪の上で複数のページを閉鎖するか、『現代医学の功罪』の配信を停止する覚悟でいます。 幸か不幸か、ノーベル賞の噂が流れた事で、私の考えが正しいのか間違っているのか、6月中に正否(還元水批判)の結論が出ます。 当然の如く、白畑博士の水研究も“真贋の裁き”が下されるのです。 怪情報と思いつつ、結果を楽しみに見守っているところです! ≪後日談≫ 平成19年6月現在(なんとか)還元水および白畑博士を賛美する情報は、何一つ入っていません。 結果的に、世間を欺く怪情報と思うしかありません。 |
私は2年前にこのようなことがあったことは知りませんでした。誹謗中傷派は色眼鏡でものごとを見ていますが、これは凄い情報だと私は思います。
1997年に米国の国際学術誌に白畑教授の研究論文が掲載されたことは有名ですが、あのときも、論文を投稿したから掲載されたという単純なことではなかったそうです。当然論文の検証が行われ、疑問点が提示され、それに対して新たな研究をし、その結果報告が受け入れられて、初めて掲載されたのです。
ましてノーベル賞ともなれば、そのハードルが高いわけですから、課題が出されたとしてもおかしくありません。
白畑教授の恩師はノーベル賞候補になった方だそうです。脳や記憶、食品などの研究を続けてきた白畑教授が「水」にも取り組むようになったのは、「柔軟な発想で視野を広く」と説いた山藤一雄九州大名誉教授(1906~87年)の精神を引き継いだものです。
生化学の業績でノーベル賞候補にも挙げられたという恩師の「語録」の第一は
「人類にとって重要な研究を目指せ。重箱の隅をほじくるようなことをしてはいけない」。
という言葉だそうです。今、白畑教授ご自身が他から「重箱の隅をほじくるような」誹謗中傷を受けています。実直な白畑教授は、「重箱の隅をほじくるような」誹謗中傷に対して、真摯な研究の成果によって答えを出すでしょう。その結果「白畑教授の研究が本当なら「科学の大発見」」と誹謗中傷派が言っているほどの研究なのですから、その延長線上にノーベル賞があったとしても、それは不思議なことでもなんでもないでしょう。
不毛の誹謗中傷論が霧散するのも時間の問題。時が答えを持ってきてくれます。近い将来に・・・。
2009.06.10追記 インターネットを調べていたら、あるWEBに次のような記述を見つけました。
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