便は健康のバロメーター 



1、きのうの焼肉とビール、おなかから腐っていますよ。
               おなかの中から息リフレッシュ


食べたものがおなかの中で腐ってるって皆様認識していますか? 皆さん「そんなこと、ありません」と思っているかもしれません。そう思いながら臭いオナラをし悪臭便をしている。
朝の駅のトイレ。「大」の方で列を作って今か今かと待っている人たち。
一体、一人何分かかっているのでしょうか? 5分くらいかかっていませんか?やっぱりおなかの中で、きのうの餃子とタンメン腐っているんですよ。いくら否定しても・・! ですよね!NATROM先生。
そこで、「だから、おなかの中から息リフレッシュ! ニンニク料理・アルコールの後にブレスケア」という広告です。

おなかの中で腐っている症状を「胃腸内異常発酵」というのだそうです。これは腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、悪玉菌優位の腸内フローラをいいます。
悪玉菌は、タンパク質を分解しニトロソアミン、インドール、スカトール、ヒスタミン、アンモニア、硫化水素などの腐敗物質をつくり、悪臭便の原因となり病気を引き起こす大きな原因となります。

これらの腐敗物質は発がん物質など有害物質であり、肝臓がこれら有害物質を浄化してくれている間はいいのですが、長い年月、年がら年中、有害物質を発生させていれば、やがて肝臓もへたってきます。有害物質が体内を巡りはじめると病気の原因となります。
そして、もっと恐ろしいのは、こうした有害物質が発生しますと、有害物質の害から私たちを護るために防御機構から有害物質を退治しようとして活性酸素が発生しますが、やがて過剰となってしまい、結果的に自分自身を攻撃してしまいます。
しかも慢性的に活性酸素を発生させ続けるわけですから、やがては病に追い込まれることになります。

ブレスケアは清涼剤であって、有害物質の発生を抑えたり活性酸素に直接働いてるわけではないようです。

宣伝文句 

・ 噛むブレスケアは、噛んだ瞬間ミントの刺激がお口いっぱいに広がる新食感のお口清涼グミ。 
・ グミの中のミントオイルやパセリオイルなどの清涼成分が息を爽やかにし、お口をリフレッシュさせます。 
・ 清涼成分がお腹に届き、お腹の中からも息リフレッシュさせます。 
・ 噛むブレスケアはお口とお腹の中から息リフレッシュする商品です

電解還元水は腸内環境を整え善玉菌を増やし悪玉菌を減らす働きがあるようです。ヤクルトなどの乳酸飲料を飲むことによって腸内に善玉菌(ビフィズス菌)を取り入れて善玉菌優位の腸内環境を作ることのよって健康を保とうという方法がありますが、一過性で止めたらすぐに元に戻ってしまうそうです。
電解還元水は、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を活性化し腸内環境を善玉菌優位の環境にします。その証は便通が良くなる。便が黄色くきれいにな色になる。便の臭いが殆どしなくなる・・という現象として現れます。そして1本のトグロ状態(千切れない)の便となります。
このような便の状態は、ニトロソアミン、インドール、スカトール、ヒスタミン、アンモニア、硫化水素などの腐敗物質の発生を抑えている結果であって、このような状態は活性酸素の発生も抑えられているとになるのですから、健康について一応安心な状態であるといえると思います。便は健康状態をみるバロメーターと言われる所以です。

この状態ですと、便意をもよおして屈んでストンで終わりですから、時間も僅かです。駅で5分もかけている人たちの列をみると、残念ながらほとんどの人たちは「食べたものがおなかの中で腐ってる」状態だと思われます。
ブレスケアは対処療法。おなかの中のニトロソアミン、インドール、スカトール、ヒスタミン、アンモニア、硫化水素などの腐敗物質には働いていないようですから根本的な解決にならない気休めでしかありません。


東京大学名誉教授が書かれた「腸内細菌の話」(岩波新書)に「消化管内の部位による微生物の分布」という図かあります。
人間の消化管内は「十二指腸から先は、非常に酸素の少ない嫌気的環境となる。酸化還元電位はマイナスを示す」と説明があり、回腸から先はマイナス150mv以上の電位を示していて、善玉菌(ビフィズス菌)が悪玉菌を抑えて増加しています。善玉菌(ビフィズス菌)が還元状態を好むことが分かります。
電解還元水が善玉菌(ビフィズス菌)が好む腸内環境をつくっているのであろうということがここでも想像されます。

そして、電解還元水を飲んでいれば「薬いらず」(ブレスケアはもちろん、胃腸薬ともサヨウナラ)ということがここでも発見できました。





悪臭が消えると健康になれる