水は変わる
水は「変わる」のか「変わらない」のか?「 水は変わらない」というお茶の水女子大「水商売ウォチイング」と、「水は変わる」という吉岡英介氏とのバトルが続いている。
もちろん私は、15年間電解還元水に携わってきて、自分自身を含めて様々な現象を見てきたから「水は変わる」ということを実感している。そしてこんな単純で簡単なことがどうして受け入れられないのか、人間とは実に不思議な生き物だと思う次第である。
さらに「水は変わる」と主張する人たちも「自分の主張する水は変わる」が、「他の水は認めない」という度量の狭い人たちが集まってお互いをけなしあっている。
お茶の水女子大と法廷闘争にまで持ち込んで闘う吉岡氏も、磁気活水器による「磁気水」は認めるが、「アルカリイオン水(電解還元水?)など、10年前から効果がない水」と主張しているそうだ。そして白畑教授の講演会で教授に噛み付いたそうだ。そのことを「水は変わる」のなかで書いておられる。
私は、水の研究で白畑教授が一番冷静に、かつ公平に水について研究されておられるし、水が変わる原因についても白畑教授の研究が単純明快でわかりやすいと思います。
白畑教授は、「水はエネルギー(衝撃)を与えられると、みな同じ変化をする」といいます。
エネルギーの与え方によって電気分解水、超音波処理水、磁気水など、さまざまな名称の水があります。白畑教授は「どの水もみな同じ結果を示す」が電解還元水が科学的研究や再現性が一番優れているので、研究のテーマに選んだと仰います。
「どの水もみな同じ結果を示す」=ということは還元力を示すということです。この世の中は「酸化還元反応の世界」。酸化の要因は私たちが生きていくのに必要な「酸素」。
この酸素が物を傷め、腐食させ、サビさせるのです。人の体でいえば、細胞や遺伝子の酸化(サビ)によって老化や健康障害が発生するのです。
酸化の反対は還元。還元力の元は「水素」です。
私たちの身の回りで水素を含んでいる物質が水です。水にエネルギーを与えることによって水の水素と酸素の結合を分離させて水素を含んだ水を作ります。この水素が還元力となり,傷んだ物を元に戻し、サビを取り、老化や健康障害を防ぐ力となるのです。
ところが科学の世界とは摩訶不思議なところだと私は思います。中学校の理科の時間で水の電気分解を学ぶそうです。マイナス側の水には水素が発生しプラス側の水には酸素が発生するということを教えているのに「水に水素が溶存するなんて科学の非常識」というのが科学の常識だったそうです。
国立大学の公式ホームページで中学の理科の教科書に載っていることを否定しています。じゃあ中学の理科の授業はインチキだったのでしょうか?
科学の世界なんていい加減なご都合主義の世界なんだと私は思ってしまいます。
私たちが電解還元水の仕事を始めたころ(平成5年)は、マイナス極の水=私たちは還元水と言ってました=には水素が含まれていて、その水素が活性酸素と結合して水となるから健康によいという考え方を持っていましたが科学の世界ではでは認められていなかった(今でも認めていないでしょう)。つまり仮説だったのです。
ここで一言いいたい!中学の理科の実験はナンだったのだ。文部科学大臣、国会できちんと説明してもらいたい! 文部科学省の管理下にある国立大学がこのことにイチャモンをつけているのだから、シロクロはっきりつけるのが監督官庁の責任ですぞ!・・無理ですよね年金の問題ひとつとりあげてもデタラメすぎますもの。
・・余談はともかくこの仮説は「科学の非常識」のもと嘲笑されていたのです。平成7年ころ、東亜電波工業が世界で初めて
「溶存水素計測器」を開発し、三菱樹脂が「水の舞」の還元水を調べたところ「溶存水素」が計測されてしまったのです。
白畑教授は研究の結果、還元力の働きは分子状の水素(計測器で計測された水素)ではなく原子状の水素=活性水素が還元力の源であるということを発表されました。そして還元水の場合は白金ナノコロイドが生成され活性水素を吸着貯蔵することで、電解還元水中に、安定した状態で貯蔵されるいう説を発表しています。反対派は「活性水素は生成されても瞬時に消滅してしまうから、当社の水に還元力はない」と主張します。
今までのことで考えてください。
- 水の酸素と水素の結合は衝撃によって酸素と水素に分離される。そして分離された水素のなかで活性水素となったものに還元力がある。
- 活性水素は金属ナノコロイドに吸着,貯蔵されることにより水の中に安定して存在する。
水の電解反応 | |
水の電気分解の原理![]() | |
水(H2O)は水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)に常に弱く分解している。水を電気分解すると、水素イオン(H+)は陰極から電子(e-)をもらい、活性水素(H)となる。また、同時に金属イオンが電子(e-)をもらい、金属ナノコロイドが生成される。この金属ナノコロイドが活性水素を吸着・久蔵することで、安定した状態で水に貯蔵されるものの考えられる。 | 水の電気分解(酸化還元反応)の原理![]() |
今までは電気分解の話でしたが、磁気活水器について考えて見ても同じことが言えると私は思います。
強い磁力の中を水が流れたとき、その衝撃によって酸素と水素が分離され活性水素が発生する。その活性水素は金属イオンから生成された金属ナノコロイドに吸着・貯蔵され安定して存在する。ただし電気分解水のようにマイナス側とプラス側との水を分離していないので、顕著なアルカリ性は示さない。ただ、もとの水道水に比べて若干のアルカリ性(PH8位)を示すのは水素の反応だと思うのです。
私は静電気を利用した「静電場活水装置」(スーパーイオンクリーン)で水が弱アルカリになることから、そのことを推察いたしました。
磁気活水機 | 静電気活水機 (静電場活水装置) |
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私は科学者ではないので論理的な誤りはあるかもしれませんが、また説明が下手ですが、電気分解も磁気も静電気も、それらのエネルギーを与えられた水は同じ結果を示すことから、みな活性水素の働きという点で共通していると考えます。白畑教授のお考えも同じだと思います。
従って磁気水は認めるが電気分解は認めないとか、静電気は認めるが磁気も電気分解も認めないというのは誤りです。
その点において、吉岡氏は未熟です。京都大学卒のエリートに対してたかが都立葛飾商業高校しか出ていない劣等生がはなはだ失礼ではありますが、あえて言わせていただきます。
さてこの世は因果律によって成り立っているということは科学の世界でも常識でしょう。
電気分解した水も磁気水の水も静電気の水も同じ結果(果)が出るということは、それぞれが難しい理屈を述べているけれども、単純明快、水素の力が(因)であると推測できるでしょう。
では、これらの水でどのような現象が起きているかというと、食材の鮮度がよみがえる。保存期間が延びる。味がおいしくなる。水本来が持っている力がよみがえった水だから溶解力、浸透力を持った水になる。結果、、例えば洗濯では洗剤がいらなくなる。合成洗剤は環境汚染や生態への影響、健康への影響があるから、使わないか使用量を減らすことが肝要である。磁気水も静電気の水も洗剤を減らすことが可能である。電気分解の水は家庭用整水器では洗濯に使う水まで生成するには困難だが、以前サンヨー電機から洗剤のいらない洗濯機が発売されたが、あれは、電気分解水の洗濯機だった。ここでも三つの方法による水は同じ結果を示すことがわかる。
![]() 黄味を箸でつまむ |
人間の体では、若返りや健康面での効果も共通している。
そんなことは認められないと声高に叫んでも、法律で押さえつけても、これらの活水器のユーザーは実際に体験してしまっている。理論理屈はどうでも現象によって水が変わったことが証明されている。食材の鮮度の蘇りは野菜や肉、魚をこれらの水に浸すことによって結果を見ることができる。
卵は黄味が箸でつまめるほど鮮度が蘇る。(写真)
車(写真A)をご覧いただきたい。私の営業用の車ですが、3週間駐車場に野ざらしにして置いてあったものである。以前だと車体は真っ白、窓も汚れて外が見えない。仕方ないのでワイパーかけて前後が見えるようにしてスタンドまで行って洗車した。ところが活性水で数回水洗いをしただけで車が汚れにくくなった。スタンドで洗車するのも水洗いだけでピカピカになる。ワックスは一切使用していない。河川に洗剤類を流さないことで環境に貢献できる。みなが活水器を使用し合成洗剤を使用しないように心がけた生活をすれば川も海もきれいになる。河川に失われた生命が蘇る。都会の川でもホタルが蘇るかもしれない。
このような水を家庭で使用すると、一番楽になって喜ぶのは主婦である。食材を水に浸すと添加物等が取れて、食材そのものの味が引き出される。ハンバーグをレストランで食べると独特の肉の臭いを感じるが、これらの水に浸したひき肉で作ったハンバーグにはあの臭いはない。ということは、あれは肉の匂いではなく、添加物の臭い(味)だったことがわかる。塩の実験をときどきご紹介していますが、あれもおなじことを理解していただくための実験です。
これらの水で炊いたご飯は翌日になっても黄ばまない。言葉で言えばたったこれだけですが、実は主婦にとってはこれは凄いことなのだそうです。夕食のご飯を炊く時、ご主人やお子様の予定がわからないと炊く量に悩むそうです。足りなければ不満がでるし、多く炊けば炊いたで保温で保管すれば黄ばむし、冷凍にするかどうか・・・、と実は大きな悩みなのだそうです。ところがこれらの水で炊いたご飯は保温で保管しても、翌日も炊きたて!
主婦は水仕事が多いですから「水が変わった」ということはすぐに分かります。
これらの水で起きる普遍的現象を誰もが観察できる。そこに現実の実験や観測による証明を伴わなくともこれが現実に現れる証拠=現証である。因果がはっきりとした道理と筋道に貫かれた論理性=理証も明確であるでしょう。
健康面については後日に譲りますが、この宇宙における万物は全て同じ元素で作られている=というのも科学の常識だそうですから、植物や動物に起きたこと(鮮度が蘇る=若返り。卵の黄味が箸でつまめる=人体の活力の復活)は人間にも起きると考えることに無理があるでしょうか。
いかに科学が発達したとしても、それは形として捉えられる自然現象の中の、ごく一部の真理を発見したに過ぎない。この宇宙空間には、まだまだ科学の発見できぬ真理や、科学研究の対象外の領域に属する真理が、無限に等しく存在しているのであり、そのことは、近代科学が進歩するにつれて、かえって思い知らされた厳然たる事実である。したがって現代の真の科学者は、すでに科学的に解明できた事柄が、解明できぬ事柄の何万分の一でしかないことをよく知っている。
「水は何にも知らないよ」なんて人の研究をおちょくったようなタイトルの本を出して悦に入ってる連中などはとても科学者などと名乗るに値しない人々である。
真の科学者であれば、われわれが示した現象について、科学的研究をする道を選ぶはずです。
水は変わるのです。一番実感しているのが家庭の主婦です。水は変わるのです!!