がんと闘う(22)

リンパ腫

千葉県印西市。同じ住宅団地に住んでいる友人の三菱樹脂時代の一年先輩、A氏の奥さんが「リンパ腫」で亡くなったという。まだ60歳前の若さだ。
A氏は友人の三菱樹脂時代、管材事業部に所属していた。電解還元水整水器「還元水」は管材事業部で扱っていた。当然A氏の家に「還元水」が付いている。「なのに何故?」と釈然としない気持ちを抱いて女房と二人で焼香に伺った。


北総線「印旛日本医大」駅

日本医科大学付属千葉北総病院

焼香のあとA氏が「無念」のお話をされた。奥様は10年前にガンを患い、それを克服した。2年前、腰の痛みを訴えて日本医大北総病院で調べてもらったが、原因は分からなかったという。らちがあかないので地元の平和台病院で調べた結果「腹部に出来たリンパ腫」が発見された。
慌てたのは日本医大北総病院。地元のローカル病院で「リンパ腫」が発見されたことでメンツ丸潰れ。それから日本医大北総病院での治療が始まったが、結局は帰らぬ人となってしまった。治療方法は定番の抗ガン剤、その後放射線治療。放射線治療はあまりの苦しさに、2回で止めてしまったそうだ。(昼のランチ定食じゃあるまいし、他に方法はないのかね?)

A氏は「最初に日本医大北総病院で見つかっていれば…。時間のロスがなければ…」と無念の言葉を吐いた。「医療ミスで訴えようといろいろ相談したのだが、カルテは病院側にあるし、こちらは素人。それにお金がかかる…。でも、このままでは悔しい」
妻が「あの…。お水は飲んでいたのですか?」と聞くと、即座に「飲まなかった」と答えが返ってきた。(やっぱり。それで納得)
「景気の悪いとき、社長命令で買わされたじゃない。それで俺も買ったんだけど、家では俺が飲んでいただけで、調理とかも使っていなかった」

私は、その件に関しては終始無言。そして内心悔しさがこみ上げていた。
「還元水をちゃんと利用してたらこんなことになるかよ!病院を訴えることを考えるより、還元水を飲まなかったことを後悔してほしい」と言いたかったがA氏には通じまい。

社長命令だったとしても、A氏が他の部だったら「還元水」を購入しなかったに違いない。あいにく「還元水」を扱った管材事業部だったから買わなきゃという職制の圧力を感じて買ったのだろう。「買わされた」という思うこと事態が勘違い。結果、奥様の尊い命を失うということにつながってしまったのである。

一般人にも最先端のがん治療を
王、アグネス、小橋、筑紫氏らが”生還”

がんから職場復帰、あるいは復帰が決まった有名人が相次いでいる。胃がんを克服したプロ野球ソフトバンク・王監督(67)は来季も指揮を執ることに前向きだ。腎臓がんを患ったプロレスラー小橋健太(40)は12月2日の復帰が決定。肺がん治療で休養していた筑紫哲也氏(72)は「NEWS23」への復帰を宣言した。1日に乳がんの手術を受けたアグネス・チャン(52)も歌手活動を再開する。

これらに勇気づけられたがん患者も多いだろう。がん患者会「シャローム」の代表で、自らもがん患者の一人である植村めくせみさんは「こうした活動をしている私でも、自分がどの部位のがんであるかは公にしていません。有名人の方がカミングアウトされるのは勇気がいることだと思います」。
植村さんらは有名人復帰のニュースにより、患者が孤独感から救われたり、検診を受ける人が増えるなどの効果を期待しているという。

一方、「北九州がんを語る会」では有名人の復帰を明るいニュースと受け止めつつも「一般の人に比べて、いい病院、いい医師に出会えているのだろうとも感じてしまいます。誰もが最高の治療を受けられるよう、医師にはレベルアップしてもらいたい」と冷静に受け止めていた。

医師でジャーナリストの富家孝氏は「有名人が復帰し、体験を語ることで、勇気づけられる人は多いでしょう。ただ、仕事に復帰することと治ることは別。医療は進歩していますが、悪性度の高いがんが治るわけではないことを忘れないで欲しい」と話す。
一口にがんといっても症状はさまざま。医学の進歩で有名人に限らず生還する人は増えている。しかし、全員にあてはまらないことも冷静に受け止めたほうが良さそうだ。

(10/13 東京スポーツ)

難しいことはどちらでもいい。「還元水をガブ飲み」することだ。そういう情報が閉ざされていることが悔しい。
なにの福岡のがんセンターに還元水が付いている。熊本の医師は「還元水を飲め」と勧めている。九州から私のホームページを見て訪ねて来られた方の話である。
この方は白畑教授にもお会いしてお話を伺ったという。
せめて、我々だけでも還元水をガブ飲みして「がん」など吹っ飛ばしたしまおうと、還元水話しで大いに盛り上がった。