再び、アメリカから…
アメリカ合衆国、ミシガン州の方からトリムイオンについてご照会をいただいた。
私はアメリカの地理に詳しくないので(日本の地理も詳しくないんじゃないの?青森県がどこにあるか知ってるか?)「どの辺ですか?」と聞くと「五大湖」があるところだという。「だったら松坂大輔のレッドソックスの本拠地の近くですか?」と聞くと、「あちらはボストン、こちらはデトロイト」という答え。(あ…タイガースね)
お友だちが還元水を使ってパンを作っているので自分も試したいという。(パン屋さん)しかし、業務用として使うとしたら、やはりメンテナンスが必要だし水の硬度を聞いて、これまたビックリ。いくら還元水でもちょっとやばいかもしれないと思いました。日本国内ならすぐにアフターの対応ができますが、遠いミシガン州では、まさか松坂クンや岡島クンに頼むわけにもいかないし…。(違うって、こちらはボストンではなくデトロイトっつうの!)
そこで状況から推察して水道管元付けの活水器をお勧めいたしました。
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そこで水道管元付けの活水器を取り扱っている「水商売人」(ある大学のHPで我々のことをこのように呼んでオチョクっている)D氏にアメリカの水事情について教えていただいた。
アメリカは大陸なので全体的に硬水だそうだ。硬水をそのまま飲み続けると腎臓によくないという。それでアメリカ人は腎臓を守るためにコカコーラを飲む。(炭酸飲料)ヨーロッパも同様なので「炭酸水」を飲まなければならないのだそうだ。
だから、あちらのペットボトルの水も弱酸性だそうだ。
日本の水は軟水なので、日本人の体にはコカコーラは合わない。ペットボトルの水も合わない。ところが弱酸性だから喉ごしがいいから騙されて日本人は飲んでしまう。
また、アメリカで逆浸透膜の浄水器が流行ったのも「硬水」と関係しているという。逆浸透膜の水で料理しても「味」がしないから、調味料を多く使わなくてはならない。
また、日本でも調理の専門店へ行くと、調理の材料ごとに「この水がいい」と硬水を100種類以上売っているという。体のことを考えたら体に良くないのに「売らんかな」の商売根性丸出しで水メーカーの宣伝にのってしまっている。
アメリカ人やヨーロッパ人が飲んでいる「水」が日本人の体に良いとはいえないのは、彼らと日本は水の事情が違っていて、日本の「水」は世界に誇る良い水なのですから、彼らには必要でも、私たちには「炭酸系の水」など必要でなのです。
商売ベースの水ブームで、どうでも良い水(本当は体に悪いかもしれない水)は売れているのに、本当に体に良い水「電解還元水」は見向きもされない。
ま、世の中そんなもんですよ、とはD氏の締めの言葉。
そういう私も、若いころはコカ・コーラを飲んでいた。「スカッと爽やかコカコーラ」って言って…。
30歳のころ「貴方は若いのに骨が老化してもろくなっているから気をつけるように」と医者から言われたことがある。今から考えるとコカ・コーラをはじめ炭酸系飲料を良く飲んでいた。そのせいだったんだろうと思う。
「気をつけるように」といわれたって、何をどうしていいのかわからない。別に食生活を変えるでもなく過ごしていました。
電解還元水に出会って、そのころバブルの後遺症の後始末で、徹夜で仕事をすることが多くなりました。丸の内の事務所だから夜は店がみんな閉まっている。東京駅へ行って買ってくる缶ビールとカップ麺が私の食事となりました。
ただ、電解還元水でカップ麺を作ったし、電解還元水はガブ飲みしていました。
平成11年…52歳のとき健康博覧会で「骨」の状態を検査するデモをやっていましたので受けてみました。内心カップ麺や缶ビールの生活、その上徹夜徹夜の日々だったから、「骨はボロボロ」という結果かなあ、いや、電解還元水を飲んでいるからもしかしたら…と二つの思いを交差させながら受けた結果は、最高の「A!」。係の人から「『A』は今日初めです」と言われて「嘘だろう」と思いました。朝から長蛇の列で多くの人が受けていたのに…。まあ、それが日本の「骨事情か」と納得したりもしました。
そんなことも思い出しながら、アメリカ人は炭酸系の飲料を飲んでいて果たして、健康面はどうなんだろうと考えました。
そんなことを考えながら帰路につく途中、コンビニによって「コカ・コーラ」を買って飲んでみました。本当に十数年ぶりのコーラの味は「不味い」。
アメリカ人にこそ「電解還元水」が必要だよなあ、と勝手に考えた管理人でした。