「還元水元年」(1)
水素で活性酸素撃退
日本医科大教授ら細胞・動物で実験
頭書の見出しは、5月8日付朝日新聞の記事である。内容は以下の通りである。
水素が体に有害な活性酸素を取り除き、急病の治療などに使える可能性があることを、日本医科大の太田成男教授(細胞生物学)らが細胞や動物の実験で見つけた。 米科学誌ネイチャー・メディシン電子版で8日発表する。 酸化を招きやすい活性酸素は病気や老化を引き起こすとされている。 東京都老人総合研究所の田中雅嗣・健康長寿ゲノム探索研究部長は「水素で実際に病気や老化を防ぐことが出来るのか、どのくらい摂取すればいいのか。確かめるにはまだ多くの研究が必要だが、期待できる研究結果だ」としている。 |
まあ、新聞記事だから、研究発表とそれに対する識者の慎重論を並べることによって、バランスを保った内容にしているのだろうが、この情報は12年遅れている。
前にも書いたが、平成7年、台湾大学において「水素を含んだ還元水の水が病人から採取した血液中の活性酸素を90%以上消した」というデータを得ている。その後、九州大学の白畑教授によって「活性水素」論が発表され、水素の力というものが認識されはじめた。一方、水の中に水素が溶存するなど科学の非常識だとか(三菱樹脂平塚研究所で水の中に水素が溶存するデータを還元水で得た)、活性水素が水の中に一瞬たりとも存在することは出来ない(活性水素か生成されたとしても瞬時に消える)とか、批判派があーでもないこうでもないと論を展開しているが、そうした中で医学の関係者から「水素で活性酸素撃退」(水素ガスをとけこませた水)という研究があったということが、私にとっては嬉しいニュースです。
ところでインターネット調べると以下のことがわかりました。
…(活性酸素の酸化作用から)身を守る必要から、活性酸素と結びついて水になる無害な「水素」が注目されています。九州大学白畑實隆教授は活性化した水素つまり「活性水素」 (H)を考えていますが、相手が活性化された酸素なら無理に活性水素を持ち出さなくても気体の水素で良いのではないかというのが広島大学で、普通の水素(H2)に着目し多量の水素を水に溶かすことに成功しました。ガンにも効果があるといわれています。 一方、室田渉氏は、更に桁違いの水素を水に溶かした飽和水素水の生産に成功、その効力は日本医科大学老人研究所の太田成男教授が検証しています。なお、電解水によるアルカリ還元水を推す法政大学大河内正一博士は「天然水の還元力」に注目しています、 さて、還元力の強さの目安はORPメーターで測った「酸化還元電位mv」の低さによるようです。草津の源泉を測って驚きました。酸性が強いほど「酸化還元電位m」が上がる傾向なのに、白旗の湯、わたの湯、地蔵の湯の3源泉は-90mvから-120mvです。恐らく天然温泉の中で抜群に還元力が強いと思われます。謎の正解は「還元力にあった?!(中澤康治の「あっとらんだむ」より) |
このインターネットから還元水=水素について、白畑教授以外にも研究している先生方がおられることを知りました。一方、真っ向から批判している大学の方もおられます。研究者は実際に実験など検証を行っているのに対し、批判者は「論」で批判を展開しています。自分で研究したり実験したのではなく、過去の科学論や他の研究者の論を引用して批判しています。この違いは大変大きなことです。批判のための批判であるとすれば、その意図は何なのか?誰でも想像がつくことです。
ところで、インターネットの内容からすると、「還元力」は我々が主張する「活性水素(H)」説ではなく「普通の水素(H2)」でも良いのではないか、したがってORP論がここでは出てきます。
もしかしたら、「普通の水素(H2)」でも「還元力」があるのかも知れない。しかし、そのパワーは「活性水素(H)」には及ばない、と私は考えています。科学者でもないお前が何故そんなことを言えるのか(たかが、商業高校を出た程度の頭脳で何がわかるのか!)と言われるむきはごもっともですが、以前次のようなエピソードをご紹介いたしました。
長野にある富士通の関係会社である新光電気工業という会社に機械を納入した。同社はIC基盤材を製造している会社で、基盤材の洗浄水に機械の還元水が良いのではないかとして実験用に購入されました。
結果、担当の方から「この機械の還元水は凄い」という評価をいただきました。
それぞれ実験水にIC基盤材を1ヶ月浸した結果、
1、機械中の基盤材は錆びが生じない。
2、水素ガスを注入した水は当社の機械と同じ様に、アルカリ性を示し、かつ酸化還元電位もマイナスを示したが、基盤材に錆びが生じた。
3、他社の整水器でも錆びが生じた。
4、非常に純度の高い水でも錆が生じた。
錆の生じ方に差はあったが、結論としては当社以外の水は錆びが生じたという事実がある。
この事実から考えられることは白畑教授の研究のように「還元力があるのは活性水素(H)」ということになる。
ただし他の方の研究にあるように「普通の水素(H2)」にも還元力があるとすると、白畑教授は「活性水素(H)」の還元力の前には「普通の水素(H2)」の還元力などものの数ではないと考えられたのかもしれない。それは新光電気工業の実験結果でも明らかである。
さらにインターネットの電解水によるアルカリ還元水を推す法政大学大河内正一博士は「天然水の還元力」に注目、とありますが、「アルカリ還元水」とは称しないので他社の整水器であると考えられますが、新光電気工業の実験結果では、他社の整水器は当社には及ばないということが明らかになっています。
大河内正一博士も当社の機械で研究されていたら違った考え方を持たれたかも知れません。
ところで、「-90mvから-120mvです。恐らく天然温泉の中で抜群に還元力が強い」ともありますが、酸化還元電位(ORP)のこんな程度の数値で驚いていたらいけない。当社の数値はもっと低い。ということは「普通の水素(H2)」にも還元力があるとすると、当社は「普通の水素(H2)」の還元力でも他を圧し、かつ 「活性水素(H)」の強力な還元力を有しているのだから他を圧倒した結果をだしていることが納得できるのである。
私たちは、事実や体験を基に話をしている。批判者のような机上の空論によるお遊びはしていない。
また、「情報の当社」と豪語しているように、他のショップで、朝日の記事から、ここまでの内容が書けるショップがあるかと声を大にして申し上げたい。
「病のない社会を作る」という理念があるから、それを支える情報がある。
当社には他社にない秘めたる「力」があるという、ほんの一端をご披露させて頂いた次第です。