ナントカ還元水(2)
前回も書きましたが、なぜか「水ブーム」らしいのです。でも本来の「水」に関心があってのことではなく、松岡農水相の事務所費のうち本来タダであるはずの光熱水道水に年間500万円も計上していたことから追求を受けて「ナントカ還元装置」をつけているとか一本5,000円もする「水」を飲んでいるとかそういう話のオマケとしてり水ブーム。
でも、でもですよ。「ナントカ還元水って何だ?」って調べて、「健康のためによさそうだから」と購入する方がいて、国民の健康・福祉面で寄与することが広がるきっかけになれば、「水批判している変な学者連中」よりも松岡農水相の「功」はよほど大きい。
つまり、事務所経費問題の「罪」よりも、国民と、国家財政に寄与する「功」の方が大きい。これってブラックユーモアかもしれないけれど、31兆円の医療費の削減の「功」は国家財政再建の足掛かりにつながるのですぞ!
まあ、私にとっては、そんなことどうでもよく、地道に「病のない社会」をめざして活動していくのみなのですが…。日刊ゲンダイに「記事」が載っていましたのでご紹介いたしましょう。
松岡農水相の「ナントカ」発言でイメージダウン? =還元水の真実=
今回の一件で注目を集めるまで「還元水」の名を耳にしたことはあっても、どんな水であるか知らなかった人も多いはず。”またあるあるモノか”という疑問も広がり、怪しげな水のようなイメージを浮かべた人もいたに違いない。改めてこの水の正体を専門家に聞いた。 どんな水なのか? どんな特徴・性質があるのか? どんな方法でつくられるのか? 健康効果はあるのか? |
記事のリード部分に「『還元水』の名を耳にしても、どんな水であるか知らなかった人も多いはず」とか「怪しげな水のようなイメージを思い浮かべた人もいたに違いない」といった記述があります。
前回書いた「守るべきもの」(『病気にならない人は知っている』=写真)で権益保護のための情報の抹殺・無視のアメリカでの例が書かれていることをご紹介いたしました。
「『還元水』の名を耳にする人が多いはず」はありません。たまたま「還元水」の名を耳にして「怪しげな水のようなイメージを思い浮かべた人」はインターネットなどでそのような情報を刷り込まれた方でしょう。
つまり、日本でも「権益保護のための情報の抹殺・無視」のシステムが出来ている。「還元水」の名を耳にしても正しい情報にたどりつくためにはいくつかのフィルターをくぐりぬけなければならない。そこまでたどり着く人は少数だと思われる。まあ、それが「電解還元水の真実」だろう。伝えたくても伝えられない壁、その壁の存在に道を阻まれことが多い14年間を過ごしてきた管理人です。しかし、「正しきものはいつか伝わる」と信じ、あの日、某医学博士が私に語った「病のない社会の実現」の理想に向かって、私は歩み続けます。