「モニター器」奮闘記

当店では1ヶ月、還元水をお試しいただける「モニター」を実施している。
アトピーで苦しまれている女性の方からモニター器ご利用のご希望をいただき実施した。結果は「効果がわからない」ということで、特別に1ヶ月延長した。しかし、やはり「わからない」。ただ、還元水を飲むのをやめたら症状がひどくなったそうだ。
そうれ見ろ! 還元水なんてインチキ! たかが水で健康上の効果なんかあるわけない!20万もとってサギ商法だぁ~! だいいち「アトピーに効果があるなんて薬事法違反だろ!」…ピーピー、キャアーキャアーと批判派の喜びと歓喜の声が聞こえてきます。
まあ、喜んで下さい。私は、批判派の皆様の喜びと期待の声を背に感じながら、件の女性に電話をして状況の把握につとめました。

まず、アトピーについて
肌のトラブル、ニキビ、そしてアトピー。皮膚科では皮膚の表面の処置で対処(主としてステロイド剤を塗ることに努めるのでしょうが…)すると思うのですが、それは対処療法。根本原因は体内にあるのだから治らない。
では、体内のどこに…と言えば、それは腸でしょう。よく、腸内を奇麗にすれば…ということで「腸内健康美人」という宣伝コピーもあるくらいだ。大塚製薬から「ファイブミニ」という食物繊維飲料も出ている。女性に人気商品というイメージが私にはあります。

<ファイブミニ>
商品特長
現代人のほとんどは食物繊維不足

食物繊維は、健康とか美容に欠かせない大切な栄養素です。日本人の食事摂取基準2005年版によると、1日に必要な食物繊維の目安量は19g~27gとされています。(性・年代で異なる)。それに対し、日本人の一日の摂取量の平均は13.9g(平成16年国民健康・栄養調査の概要)。食生活の欧米化や穀類の摂取の減少により、現代人のほとんどが食物繊維をきちんと摂取できていません。

食物繊維を手軽に摂取

ファイブミニは忙しい現代人の食生活に不足しがちな食物繊維を手軽においしく摂取することができ、体の中から健康と美容をサポートします。

食物繊維はどこに効くかといえば、ズバリ「腸」でしょう。
写真は、薬局でみつけた「免疫ミルク」の小冊子です。表紙にズバリ書いてあります。

『腸内をきれいにし、免疫力を整える』
小冊子の中のマンガを三つご紹介します。

人間には「免疫力」「自然治癒力」が備わっています。その要が腸内環境。腸の中には100兆個もの菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)が生息しています。この菌、すなわち善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが正常であれば、「免疫力」「自然治癒力」が正常に働き、人は健康を保ちます。
では、バランスが崩れた状態はどんな症状があるのかといえば、便が臭い。色が茶褐色か黒に近い。便秘をしているという状態。
この状態だと腸の中に毒素が発生している状態です。どんな毒素かと言うと「インドール」「スカトール」「ヒスタミン」「アンモニア」が発生している状態です。肝臓ではこのような毒素や老廃物の処置をしたのち、小さな肝臓の管である胆管に排出します。最終的には十二指腸を経て便となって排出されます。このとき肝臓に大きな負担がかかります。

また、この毒素をやっつけようと、免疫軍である「活性酸素」も出撃してくるので、もう腸内環境はメチャクチャ。毒素が皮膚に出てくれば皮膚疾患・アトピー。肝臓がやられれば肝硬変・肝臓ガン、そして胆管ガン。(胆管ガンになった方がいるという話を聞いて、初めて聞いたのでどんなガンなのかなあと思っていましたが、今回、これを書いたことになってよ~く分かりました)

「水を飲もう」ニコル・バイディソバ

件の女性は「便が臭く、黒い」と仰り「分かりました」と電話を切りました。「ありゃあ、まだ話の途中なのに、気分悪くされてしまったかなあ」と私は考え込んでしまいました。ところが、営業マン「小二郎」こと佐々木が「件の女性から注文が入りました」。
しかも、ご自身はお買い上げの上、モニター器をお母さまのほうに移設してほしいというご要望。私の説明で何か感じるものがあったようです。
件の女性は、還元水をそんなに飲んでいなかったのではないでしょうか。仕事がお忙しくご帰宅は夜遅い。職場に持っていっても「トイレが近くなる」という弊害がある。いきおい飲む量が減る。結果、効果は得られないということをくり返していたことが想像され、私の説明でヒラメクものを感じられたのだと思います。

ところで、還元水を飲むと利尿効果が働いてトイレが近くなるものだとばかり思っていました。
「還元水は活性水素が活性酸素とくっついて水となって体外に出ていきます」といいながら…、です。
ところが改めて新発見をしました。今、「錠剤で飲む水素」というのがあるそうです。愛用されている方から水素の錠剤を飲むとトイレが近くなるというのです。
「な~るほど。水素が体内の活性酸素と結合して水となるからトイレが近くなるのだ!」と閃いたのです。やたらとトイレに行きたくなるのは、活性酸素が消去されているから…これも一理があると私は思います。
批判派はまたピーチクパーチク煩く批判するでしょうが、私はかく思ったのであります。
14年、この道を歩んでいても新発見はあるものです。モニターのお客様のおかげです。ありがとうございました。