アメリカからの訪問者
数ヵ月前から、ロス在住のA氏から還元水に関して何度かお電話を頂いていました。日本に帰ったときに注文して持って帰りたいしいうお話。
アメリカは逆浸透膜の浄水器がはやっている。ロスの日本人は、みんな器用に自分たちで取りつけるのだそうだ。従って自分で取りつけられるというお話。
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ロサンゼルス市 | ロサンゼルスの夜景 |
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男はつらいよ |
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柴又「川千家」 |
あることがきっかけで、還元水のことを知って、数あるネットショツプの中から当店を選んで頂きました。情報収集で何度もご質問もいただきました。
浄水器はどんなに精度をあげても所詮浄水器。電解還元水のようにパワーのある水にはならないということを良くご存じで質問の内容もだんだん専門的なことに及ぶようになりました。
しかし、いつの日からか連絡が途絶えて、「やはり、ネットで購入するのに不安があるのかなあ」とあきらめていたところ、11月のある日、A氏から「事務所に伺いたい」と電話が入ったのです。本当にアメリカから訪ねてみえました。
私は、取り付けに困らないように、取り付けに関する資料をそろえて、荷造りも万全にしてお待ちいたしました。
やがてA氏が当社に来られました。いろいろとお話をさせていただき、梱包の中身を確認していただきました。A氏はご自分でアメリカまで持参するつもりでおられたようですが、大きな荷物になりますので、一緒に郵便局へ行って、アメリカのご自宅への発送手続きをさせていただきました。
また、A氏は「白畑教授の『人間の体に本当に良い水はこれだ!!』という書物を捜しているのだけれどどこで手に入るだろうか」と尋ねられましたので、早速池袋の「ジュンク堂」に電話をして5冊手配いたしました。連絡の電話を待つ間コーヒーを飲みながら、アメリカの水事情についていろいろとお話を聞かせていただきました。お話の中で電解還元水について大変興味を持っておられ、さらにメーカー選びの中で、Wオートチェンジクロスライン方式や九州大学・白畑教授の研究などから、ということで選ばれたことを知りました。そして、数あるネットショップから当社を信頼して頂き、ご連絡をいただいたのです。
ジュンク堂から連絡が入り、本を取りに行きました。A氏は捜していた本が手に入って本当に嬉しそうでした。「至れり尽くせりのご手配をいただきありがとうございました」と御礼の言葉を頂戴し、池袋駅で別れました。
例え、アメリカであろうと、還元水でご縁をいただいたからには、販売店として今後のフォローについて重大な責任があります。国内と違って、フォローの費用も高くつきますが、国内のお客様と同じにフォローさせて頂きます。
ただし、私は「フーテンの寅」さんこと車寅次郎と同じく東京葛飾生まれ。寅さんは葛飾商業中退、私は一応葛飾商業を卒業していますが、同郷同窓の誼みで、寅さんと同じく「外国恐怖症」ですから、ロスへ行くことはないと思います。(寅さんの写真を載せたいための苦しい言い訳)
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京成電鉄「柴又」駅と寅さんの像 | |
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帝釈天参道 | 草団子店「高木屋」(映画・車屋のモデル) |
船井幸雄氏の「口コミの時代」という本がある。20世紀はブランド指向だったが、歴史のある大手有名企業の不祥事が相次いだ。有名企業だから、大企業だからといって信用できない時代が21世紀。だったら、何を基準に情報を判断するのか?ということになる。 また、船井幸雄氏は「21世紀は本物の時代」とも言っている。インターネット時代、パソコンから情報は幾らでも取り出せる。しかし、その情報も本物がどうか分からない。良い商品であっても悪口が書き込まれ、逆に悪い商品であっても良いことが書き込まれるのがインターネット。そこで「口コミの時代」となる。つまり信頼できる人からの「口コミ情報」が21世紀の主流になるというのが船井幸雄氏の教えである。そして、そこで「本物」「偽物」がふるいにかけられていく。どんなに策を労しても偽物は化けの皮がはがれる。昨今のニュース報道でもそれは明らかである。あるウェイブ会社から電話があった。半分お世辞だろうが、水の舞普及会のホームページは「歴史の重みを感じる」というのである。そして、「情報のすごさ」を言う。プロから見て、そのように見られていることはお世辞半分としても嬉しいことである。しかし、「情報」については残念ながら過当評価だと思う。私は、本来もっと「電解還元水について」の本当のことを載せたい。実はかつては、そういう情報を満載していた。だが、薬事法という壁があって、それらは断念せざるを得なくなった。私としては伝えたいことを伝えられないもどかしさがある。
それでも、見る人が見れば「想い」が伝わっているのだということを、今回アメリカからの訪問者A氏を通じて知りました。
これからも誠心誠意、電解還元水の「伝導師」の道を歩み続けてまいります。
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矢切の渡し | 野菊の花文学碑 |