水素の時代。本物(真実)の時代

世界の人口は63億人だが、中国とインドだけで25億人、アフリカや南米大陸、アラブ圏を含めると、地球総人口の90%を有色人種が占めており、白人種は1割にも満たない。それなのに、私たちが知る世界情報の大部分は白人圏(主にアメリカ・ヨーロッパ)からもたらされるもので、情報だけを見ると、世界は白人種に占められていると錯覚する。アフリカや南米、中国大陸でどんなに大きな事件が起こっても報道されなければ、私たちには何もわからない。私たちが知る情報は大きく偏向しており、本当のところは何も知らされていない。

昭和40年~43年ころの事である。NHKの朝のニュースワイドで東京工大の教授と学生たちが「水で動く自動車の開発に成功した」というニュースがあった。インタビューでは安全性も含めて完成されたものだということを教授が語っていたことを覚えている。
しかし、それから40年。水で動く自動車は市場に出現していない。



洗剤のいらない洗濯機
数年前、三洋電機から「洗剤のいらない洗濯機」が発売された。合成洗剤、特に合成界面活性剤が河川を汚し自然の生態に悪影響を与え、環境を破壊していることは知る人ぞ知るである。自然環境にとってすばらしい洗濯機であったが、市場から消えてしまった。
そして、TVをつければ、合成洗剤のコマーシャルがこれでもか、というくらいに流れている。

この世界は、現在の社会体制を破壊するものの登場は許されない、という現実がある。
石油市場の実質の支配者はアメリカであろう。各国の原油の割当量はガソリンの使用量によって決められてると聞いたことがある。
つまり、水で動く自動車ができて、ガソリンの使用量が激減したら、地球は嬉しいかもしれないけれど、原油の必要輸入量が確保できなくなるから国や産業界が困るのである。もちろん、農産物や一般国民の生活にも支障が生じる。水で動く車など迷惑千万だったから、市場にでてこなかった。

洗剤のいらない洗濯機も同じ理由である。まず洗剤メーカーが困る。洗剤の原料は石油だから、石油会社にとっても許しがたかったに違いない。


GMの燃料電池車、ハイワイヤ

ところが、肝心の石油が枯渇し始めた。アメリカは原油の備蓄の強化と、国内油田の再開発、そしてオイルサンドから石油を取り出すことも始めようとしている。石油は重要な戦略物質となり、ガソリンを一般国民に消費などされては困る時代に突入した。
そこで、ようやく、新しいエネルギーを使った車が登場する土壌が出来上がったのである。今、燃料電池が脚光を浴びている。エネルギーは水素である。現在都市ガス、LPガス、灯油、メタノール、ガソリンなどから水素を取り出すようですが、もちろん水もその可能性があります。
燃料電池に金属ナノコロイドが介在するようですが、取り出した水素を安定してエネルギーとして使用するための媒体になるのではないでしょうか?

水はエネルギーを与えると変わるのです。エネルギーを与えても変わらないという批判も燃料電池の実用化によって崩れようとしています。
水素は還元力があります。酸化を還元する力があります。病も老化も腐食も酸化によって起こります。酸化が還元されれば病も老化も腐食も予防出来ることになるのです。
水をエネルギーのもととする燃料電池が開発されれば、もはや「水は変わらない」とか、「還元水の働きなんて…」と言う方がいたら、「あなた、頭、大丈夫?」といわれる時がもう目の前まで来ています。科学の常識が非常識になる…そんなこと歴史を振り返れば何度もありました。「21世紀は本物(真実)の時代」と言われますが、いよいよ本物(真実)に光があたるときが来ました。私は今、大変興奮しています。
「電解還元水で病のない社会をつくろう」という私の理念が、現実に向かって加速する時代が目の前に迫っている。洋々として道が開けていく様が目に浮かび興奮している管理人です。