一口に 紫色 と言ってもいろんな紫がある。
貝染めの紫は少し灰がかっているように見える。
染を施す糸や生地によって、多少艶感も違えば色味も変わると思うけど、実物を見ていないからよう分らん。
展示会の案内状が来たけど、お土産に釣られて会場には行かない。
『君子 危うきに近寄らず』
意思の弱いアタシは滅多な場所に足を踏み入れない事こそ、最大の節約術www
~展示会のパンフレットから引用~
『エジプト、ギリシァ、ローマといった古代地中海諸国で貝紫染は王侯貴族だけのものでした。
ローマ帝国に至っては初代皇帝アウグストゥス(←世界史で名前を覚えるのに難義した思い出)
によって皇帝の色と決められたほどです。
そしてその比類なき美しき紫色に、人々は羨望と憧憬をそそぎ、畏敬の念さえ抱いたのでしょう。』
当時は不思議なパワーを持つ色であるとも言われたらしい。
古代から高貴な色として珍重されたわけや。
貝染めの技法はなかなか難しいそうだ。 原料となる貝も稀少になってるんやて。
貝紫色に用いたシリアツブリガイ。 コレがムラサキノモト⁉
真紅に近い紫
藍に近い紫
華やかな紫
暗く深い紫
艶やかさと静けさを併せ持つ紫色が好き。
昔、「アタシは紫色がイチバン好き!」
とか言うと、
「あ、オマエ欲求不満やぁーーー、紫好きは欲求不満やねんでぇぇぇぇぇ~」
とか言われたもんですけど…コレって色占いだっけ…
やーねぇ、風雅とか優雅を理解できない平民って ←
貝紫染めに静けさを感じます。
わたくし、まったく欲求不満では無いのでご安心を≧(´▽`)≦
眺めていると心が鎮まる我が家の紫。
絶妙な色合わせ♡