夫の存在感に飲まれていると
うちの家庭は病んだ空気でいっぱい。


私も子どもたちも
夫の暗い空気に飲み込まれて、
夫の不機嫌に振り回されて、
ぜんぜん楽しくない、歪んだ家庭。


そして
これは私の弱さのせい。



『父親がどうであれ、
母親さえちゃんとしていれば
家庭も子どもたちも守れる』



これを本で知ってから、
夫の恐怖から奮い立つことができた。



負のオーラに巻き込まれないぞ!

子どもたちと明るい家庭を守れるのは、私次第だ!


と、
毎週末、肝に命じて過ごす。




家族ぐるみの付き合いの友達と過ごす週末は、うちの家族も明るくなり、価値観も正常で、楽しい。

第三者が介入すれば、正常な価値観になるのだ。


お客さんがうちに来てもそう。

そして、そのお客さんが帰った途端、家庭の中がまたおかしな空気になる。



外ヅラの良い夫の空気に飲まれている証拠。



私も、夫の態度次第で変わってしまっている証拠。




また週末がやってくる。

絶賛悩み中の夫と過ごす週末。

負のオーラにいかに巻き込まれないようにするか。



私も子どもたちも、かつては夫のことが大好きだったから、運命共同体のように巻き込まれてきた。

病んでいる夫だけを放っておけなかった。



でも
こんな楽しくない家庭。
暗くて黙って悩んでばかりの夫が主体の、おかしな価値観の家庭。
良いわけがない。


さんざん夫を負のオーラから引っ張り上げようとがんばってきた過去。
それでも無理だったのだから、仕方がない。


それに
ひょっとしたら夫は、
私に一緒に渦の中に入ってほしいんじゃなくて、
健全な価値観で、毅然とした態度でいてほしいのかもしれない。


自分が弱いからこそ、強い女性像を私に求めているのかもしれない。



ま、
夫が何を望んでいようとも、
私は私で、自信を持てるようにしようと思う。

その私がイヤなら、それまでの関係ということ。


相手に合わせるのではなく、自分軸で。



自尊心の高い人からすれば、ごく当然のことなんだと思うけれど、
私は常に言い聞かせていないと、すぐブレてしまうこの価値観。



『好きな自分でいる』

きっと普通のことなんだろうなぁ。

私は手帳に書いて毎朝見直すほど。(恥)




さて週末。
修行だと思ってがんばります。