【天声人語】2006年04月12日
鹿児島県の沖合で、高速船が何かにぶつかり100人以上がけがをした。ぶつかったのは、クジラだった可能性が大きいそうだ。
【感想】
キーワード:事故への対策
最近では、交通事故は減ってきているらしいが、それでも毎年かなりの数の死傷者が出る。対策は様々だが、ただの車の操縦ミスなど防ぎようのないものもあるのが事実である。
ふとした気の緩みから来るミスが致命的なものとなる。人間誰しもミスをするものだからそれを防ぐ手立てはないと言ってもいい。そのミスを事前に防ぐような対策は様々なところで行われている。医療ミスの対策では、複数の人間が確認作業をしたり、ICタグを用いたりといった対策がなされているが、自動車の操作にこのようなものは適用できない。必ずしも複数人で乗車するわけではないのだから。
運転手の居眠りを監視したり、車間距離を測ったりする装置など、自動車事故の対策もいろいろとあるが、やはりコストがかさむのが難点だろう。
便利さと危険は背中合わせでもある。発達した交通手段とは引き換えに、ある程度の事故はしかたないのだろうか。便利さだけを追求するのではなく、危険を減らす技術に力を入れた製品も必要なのではないだろうか。