四川大地震は、またもや活断層の恐ろしさをみせつけました。地震は、そのとき私達に恐ろしさを教えてくれますが、それを真の教訓にしないといけませんね。
今やネットで調べても、活断層地図や地震危険地帯予想図など無数に閲覧することができますので、ご自分が住んでいる地域、あるいはピンポイントでその場所が活断層の上にある、あるいは近くにあるかどうかは調べておく必要があります。
私の住んでいる名古屋市では、50m角メッシュで市内が区切ってあり、その場所の震度予想や液状化予想が公開されています。
少なくともこれから土地を購入しようとする人は、こういうことをよく調べてから購入することをお勧めします。
ただし、不動産取引の法律である宅地建物取引業法では、その不動産が活断層の上や近所にあるかどうかを説明する義務はありませんので、ご自身で気をつけないといけません。
そして、万一近くに活断層が存在するということならば、建物は耐震性の高い構造にしておかないといけません。
もちろん設計士さんが、きちんと設計してくれるとは思いますが、私達インスペクターによるセカンドオピニオンをお聴きいただいたり、実際建築中の現場を第三者検査することも有効です。
経験上、図面上の設計強度がギリギリ確保されていても、現場の工事ミスがあると強度が規定を下回ることがありますから。
文責:日本ホームインスペクターズ協会 理事 株式会社FP相談センター 吉田貴彦