日付:2015年10月24日
場所: 福岡市立中央市民センター(3階)
趣旨:声優オーディションとゲーム会社代表によるトークセッション及び「アニちゅん♥︎Fukuoka」の公開収録
『アニちゅん♥︎声優スタジアム開催』
10月24、福岡市立中央市民センターホール(3F)において、「アニちゅん♥︎声優スタジアム」が開催された。これは、FM放送局である「cross fm」と、サブカル系専門番組「アニちゅん♥︎Fukuoka」が主催となって開催されたイベント。ステージでは、声優を目指す中学生、高校生がキャラクターボイスのキャストになる権利を競う「アニちゅん♥︎声優スタジアム決勝大会」や、福岡でゲームを制作している会社3社によるトークセッション、そして主催である「アニちゅん♥︎Fukuoka」の公開収録が行われた。
『声優スタジアム決勝大会』
開演時間の13時になると、会場にブザーが鳴り響きステージの幕が上がった。すると、「アニちゅん♥声優スタジアム決勝大会」で審査員を務めるメンバーが、すでにステージ上に準備された椅子に腰掛けた状態でスタンバイしていた。そして、ピンク色のメイド服とエプロンを身につけた「vanilla」氏と、紫色のメイド服に黒いカーディガンを着込んだ「subaru」氏が登場した。
「みなさん、はぴるらー」というあいさつで始まると「本日はサブカルが大好きな人が来場していると思います」とコメントした。そして「アニメは好きですか?」「ゲームは好きですか?」と質問して、最後は「るるららは好きですか?」と予想通りの質問をした。いずれも会場の反応は上々であった。この日はvanilla氏が喉の調子が悪いとの事であったが、逆手に取り「ハスキーボイスで格好よくお届けします」と述べた。
最初に本日のステージイベントについて紹介を行った後、審査員の紹介を挟んで声優スタジアム決勝大会が行われた。人気声優「田所あずさ」氏もオブザーバーとして加わった。田所氏は「まだまだ私も未熟者ですのでお役に立てるかわかりませんが、よろしくお願いします」とコメントした。
審査課題は、現在公開中の長編アニメ「心が叫びたがってるんだ」のワンシーンが使用され、ファイナリストはそれにアフレコを行う形で実施された。順が拓実に会って歌を作って欲しいとお願いするシーンであったが、vanilla氏はすでに映画を見たという事で「印象的な場面で息づかいもあり、どういう風に表現するのか楽しみ」と述べた。
決勝大会は11名(女性9名、男性2名)で行われ、中高生とは思えない演技を見せてくれた。中には女性にも関わらず男性キャラクター(拓実)を演じた挑戦者もおり、田所氏は「かっこ良くて、すごく男の子でした」と感想を述べた。
『トークセッション』
声優スタジアムの決勝大会の後は休憩を挟んで、福岡でゲーム制作に携わっている3社の代表者によるトークセッションが行われた。最初に自己紹介を行ったが、「Pamprepps GAMES」の宗高氏は「今年は会社が15周年なのですが、それにちなんで1年で15本ゲームを作りますと会議で言ってしまった為に、やらなきゃいけない」と苦笑いしながらコメントした。
早速司会より「自分の所属している会社以外の会社で、素晴らしいところは」という質問があったが、これについては「ピーが多くて言えない事ばっかり」と、普段から緊密にコミュニケーションを取っている事を伺わせた。
また、「ゲームを作るのになぜ福岡でなければならないのか」という質問に対しては、東京で作りたいものを作るには調整が多くて難しいが、福岡ではそれが出来ると回答した。
福岡の良いところについては「どのお店に入っても気持ちが良くて接客のレベルが高く、コンビニで水を買っただけなのに、店員が外までやって来てお辞儀をした」とコメント。そして、博多美人と言われる福岡だけに「女性が美しい」と述べた。
トークセッションの最後に、次世代の声優達にひと言という事で「Pamprepps GAMES」の宗高氏は「あきらめなければ夢は必ず実現する」とコメント。
「サイバーコネクトツー」の福田氏は「声優が多くいる中で注目されるには個性を出して欲しい」と述べた。
「ノイジークローク」の坂本氏は「これからは個性がないとダメなので、意識的に作っても良いと思う。演技は出来て当たり前、あとは努力で、どうやって憧れとしている声優に近づくのかが大事。」とアドバイスした。
『アニちゅん♥Fukuoka公開収録』
15時10分頃、会場にブザーが鳴り響きステージの幕が上がった。すると「アニちゅん♥Fukuoka」のパーソナリティーである「vanilla」氏と「subaru」氏が登場した。そして、スペシャルゲストである人気声優の「田所あずさ」氏の名前が呼ばれるとステージに登場した。
パーソナリティーの二人が座る席と田所氏が座る席の間が広く開いていたことから「結構距離があるんですね。それでも(田所氏は)十分かわいいです。」とコメントした。今回の公開収録の内容は、11月12日にオンエアされると告知すると、早速トークに入った。
「田所さんは今年の6月に(アニちゅん♥Fukuokaに)ゲストに来ていただきました。ところで『あずあずさん』とお呼びしてよろしいですか」と質問したところ田所氏は「呼び捨てでいいです」と回答。それでは失礼と思ったのか「じゃあ、あずあずちゃんで」と本日の呼び方が決まった。
質問は続き「福岡と言えば?」と質問すると「(この質問はおなじみという事で)もつ鍋です」と回答すると、観客から笑いが起きた。具体的なお店の名前が挙るとパーソナリティーから「今日の晩ご飯は決まりましたね」と客席に向ってつぶやいた。
田所氏の誕生日が11月10日であり、今年で22歳になる事から心境について聞いたところ「恐ろしいですね。また一歩大人に近づいてしまいました。22歳らしく国の今後についても考えなければならないと思います。」と大人の女性として回答した。
また、 vanilla氏は「あずあずちゃんといえば『アイカツ!』の『霧矢あおい』ですが、vanillaはアイカツも好きです。みなさんも霧矢あおいの決めせりふを生で聞きたくないですか」と会場に同意を求めた。そんなムチャ振りに田所氏は「こんなにたくさんの人がアイカツを知っているなんて、穏やかじゃない」と要望に応えていた。
さらに質問は続き「デビューのエピソード」について聞かれると「中学2年の時に声優に興味を持ったのですが、高校3年生の時にホリプロのオーディションに応募しました」と回答。「同じ学校の先輩に声優の人が居たのですが、ネットで調べたところ、オーディションの雑誌に応募した事を知りました。そこで初めてそんな雑誌(オーディションの雑誌)がある事を知りました。」とコメントした。
その流れで、田所氏のオーディションからデビューまでの軌跡をまとめた映像が紹介された。そこには「何ももってなかった」と何度も文字が映され、田所氏は「何もなかったってひどいですね」と正直な感想を述べた。
収録も後半になり、デビューするまでに大変だった事を聞かれると「最初の頃は何も出来なくて、養成所にも通ってなかった事から本当に一からだったので、マイクの前に立つと声が震えてしまい、それを直すのも大変だった」と述べた。
そして、次世代の声優を目指している後輩へのアドバイスを求められると「なりたいという気持ちが強ければ、諦めないで続けて欲しいです」とコメントした。
収録終了後、最後にひと言お願いされると「今日は私の為じゃないかもしれませんが、お集りいただきありがとうございます。またお邪魔できるように頑張りますのでよろしくお願いします。」と述べて締め括った。
