2025年5月5日、僕は東京駅に居た。
東京駅といえば、誰でも知っている日本を代表する駅なわけだが、もちもん東京駅自体に目的があったわけではない。石川行きの「北陸新幹線」に乗車するために来ていたのだ。
この時期はゴールデンウィークという事で、僕も久しぶりの遠出をして、「秋葉原」や「中野」を満喫した。実は最近、何故か急に「インベーダーゲーム」がマイブームとなり、石川県にあるゲームショップやハードの中古ショップを探している。
しかし、それでは限界もあり、サブカルチャーのメッカである秋葉原や中野には行きたいと思っていた。モノがあるかどうかも大事だが、そこに流れ込む情報もハンパな量ではなく、関係ないモノを見ていてもそれだけで楽しかったりする。僕にとってはそれだけで「アミューズメントパーク」となる。そんな憧れの地に行くのに、ゴールデンウィークというイベントは、まさに格好の機会となったわけだ。
その両地を存分に堪能して、まさに帰途に着こうとしていたのだが、ふと、夕飯をどうしようかと考えた。石川県に戻ってから食べるのも悪くはないが、せっかくだから旅情も満喫したいと考えた。しかし、東京駅で駅弁は買えるだろうが、何を買おうか思案していると、一つの弁当が頭に浮かんだ。
崎陽軒の「シウマイ弁当」だ。
本来は東京ではなく横浜になるのだが、個人的に関東で食べるべき弁当の筆頭に挙げるのは間違いなくこの弁当であり、恐らく、販売しているだろうといろいろな弁当を売っている大きな売り場を覗いてみたが、売っていなかった。
そこで、東京駅に崎陽軒がテナントを出していないかネットで確認してみると、見事にヒットした。早速その場所に急行し、無事、「シウマイ弁当」の確保に成功した。
新幹線に乗り込み弁当の中身を確認してみると、「シウマイ」「筍煮」「鮪漬け焼き」「鶏唐揚げ」「蒲鉾」「玉子焼き」「あんずシラップ和え」と、シウマイ以外にも多くのおかずがあってボリュームがある。また、ご飯が俵状になっているのも大きな特徴のひとつだ。さて、あとは食すだけである。
それでは「いただきます」。