駅弁物語〜山形県・米沢駅〜 | ジョブスケの人生全力疾走

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2025年5月4日、僕は「山形新幹線」が停車する駅「米沢駅」に来ていた。

 

 

 

 

 

 冒頭で山形新幹線と書いたが、厳密にいうと「山形新幹線」というモノは存在しない。新幹線とはその定義として、「時速200キロ以上」で走行する電車の事を言うのだが、「山形新幹線」は福島から山形(新庄)までは時速130キロで運転している。

 

 どういう事かと言うと、東京から福島までは普通に「東北新幹線」の線路を走行するので間違いなく「新幹線」なのだが、福島から新幹線の高架を降りて「在来線」の線路に入る。ここらは、在来線の「特急電車」として運転されるのだ。

 

 これを「新在直通方式」と呼び、国内で初めて実用化された。のちに、いわゆる「秋田新幹線」も開業したが、方法としては全く同じである事から、「秋田新幹線」というモノは、やはり厳密には存在しない。

 

 とは言え、個人的に新幹線は大好きなので、新型車両が登場するとテンションは上がるし、乗ってもみたくなる。山形新幹線も昨年(2024年)3月に新型車両「E8系」が導入され、今回、念願叶って乗車する事が出来た。やはり、新型車両は良いモノだ。

 

 

 

 さて、気持ちが満たされればお腹も満たされたいというのが人情というもの。旅と言えば「駅弁」を外すわけにはいかない。山形というか米沢には、関東圏で駅弁祭りを開催すると、必ず売り上げランキング上位に食い込んでくる駅弁がある。

 

その名も「牛肉どまん中」。

 

 牛肉どまんなかは山形新幹線の車内でも購入出来るのだが、米沢駅のほぼ真正面にお店があり、1階の販売フロアで購入したお弁当を、2階のレストランに持ち込んで食べる事が出来る。(レストランではさらに1オーダー必要)今回はタイミングも良かったので、レストランで食べる事にした。

 

 

 

 テーブルに着いて弁当の中身を確認してみると、「里芋煮」「人参煮」「にしん昆布巻き」「玉子焼き」「蒲鉾」「桜漬大根」「牛そぼろ」「牛肉煮」であり、見た目から牛肉を前面に押し出している。さすが「米沢牛」で有名な土地柄を反映した構成だ。とくに、ご飯の上に乗っている牛肉たちは、時間が経過すればするほど馴染んで旨みが増すのは間違いない。あとは食すだけである。

 

 

 

それでは「いただきます」。