駅弁物語〜石川県・加賀温泉駅〜 | ジョブスケの人生全力疾走

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2024年某日、僕は北陸新幹線が停車する駅「加賀温泉駅」に来ていた。

 

 

 

 

 加賀温泉駅というからには「加賀温泉」という温泉がありそうな気がするが、実はそんな温泉はない。どうやら、加賀温泉駅を起点にして「山中温泉」「山代温泉」「片山津温泉」等の温泉地を総称して「加賀温泉」のようなのだ。

 

 かと言って、歩いてそれらの温泉に行けるかと言えばそこまで近くはなく、路線バスを使うかタクシー、もしくは温泉地に宿泊するのであれば送迎バスを使う事になる。

 

 

 比較的近くに住んでいるものの、そういった面倒くささがあって、なかなか行かなかった。しかし、そんな事を言っていたらいつまでも行かないので、意を決して、片山津温泉の日帰り温泉に行ってみる事にした。

 

 だが、先ほど述べたように、電車からバスに乗り継ぐため、場合によっては待ち時間が発生する。今回も時間があった事から、温泉に行く前に腹ごしらえをする事にした。駅に居るのだから、当然「駅弁」一択だ。

 

 加賀温泉駅は、新幹線が開通した事で大改修を行ったのだが、実はまだ完成に至っていない。以前にも同駅には来た事があるが、その時には駅弁を販売していたものの、新幹線が開通してからは来た事がない。販売しているか心配だったが、新幹線改札口に隣接しているカフェ「高乃蔵」さんの店頭で販売していた。

 

 

 

 覗いてみると「かにめし」「焼さば寿し」「おとなの焼き鯖寿し」「金沢三昧」「金沢・牛かさね重」「輪島朝市弁当」「駅弁たかの北陸新幹線弁当」と、福井県と石川県のグルメが楽しめるラインナップとなっていた。

 

 

 その中で今回は「駅弁たかの北陸新幹線弁当」をチョイスした。決めてとなったのは、シュウマイ弁当で有名な「崎陽軒」のシュウマイが入っていると書いてあったことだ。高乃蔵さんに入り、店内で食事が出来るか聞いてみると「大丈夫」との事だったので、石川県の地酒「常きげん」も注文して呑みながら食べる事にした。

 

 

 弁当の中身を確認してみると、「バイ貝めし」「シュウマイ」「のどぐろ手毬寿し」「えび手毬寿し」「肉こん」「バイ貝旨煮」「厚焼玉子」「鯖塩焼」「ぶり角煮」「えび旨煮」「野菜と鶏肉のだんご串」「ガスエビ唐揚」「五郎島金時甘露煮」「ムキ枝豆」「たたきごほう」「蒲鉾」「ちらしれんこん」「毛毱餅」と、弁当として考えたら凄いボリュームだ。まずは地酒「常きげん」を一口呑んでみる。スッキリして呑みやすく、食事の邪魔をしない、相性バッチリのお酒だ。食前酒を呑んで準備ができたところで、さっそくいただこう。

 

 

「いただきます」