地元に戻って最初に見つけた「米沢牛」の自動販売機です。結構衝撃的でした。
こちらはたまたま見つけた「餃子」の自動販売機です。
こちらも偶然見つけた「羊肉」の自動販売機です。
最後は、全国的にも増えてきたと思われる「ラーメン」の自動販売機です。
福岡に住んでいるとき、ポストに「近日、ラーメンの自動販売機が設置されます」というチラシが入っていた事がありました。自動販売機を設置するのにお金をかけてチラシを作って、それを近所に配るというのも衝撃でしたが、ラーメンの自動販売機というのも衝撃でした。
後日、その場所に行ってみると、確かに設置されていました。
ラインナップを見てみると、ほとんどが東京の名店と言われるところのラーメンでした。そして、そのラーメンは全て冷凍して販売するというものでした。
ご存知の方も多いと思いますが、福岡は「とんこつラーメン」が主流であり、以前は、それ以外のラーメンを食べようと思ったら、非常に困難が伴いました。それでも近年はだいぶ様変わりして、とんこつラーメン以外も増えてきていますが、やはりとんこつが一番強いのには変わりありません。
その環境の中で、東京のラーメン、つまり「非とんこつ」を販売するというのは、非常に画期的だと思いました。
いろいろ聞いてみると、とんこつラーメンは苦手という方も福岡には結構いる事がわかり、その地域にないラーメンを販売するのは大きな意味があると感じていました。
今回、地元に帰り、自動販売機を発見したのですが、そこにはラーメン以外も販売されていました。しかも、自動販売機を設置しているお店の商品を販売しているケースが多く、意味合い的には、売り上げを上げるための補完的な役割を担っていると強く感じました。
コロナでお店で買いたくない、食べたくないという人々のニーズを汲み取った、という感じでしょうか。そこに使われている自動販売機は、全て「ど冷えもん」という名前が入っており、今後、さらに増えていくのではないかと思います。もしかしたら、当たり前の光景になる日も近いのかもしれません。