世界の健康づくりに貢献するタニタのおとなげない野望 | ジョブスケの人生全力疾走

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 体重計に始まり、体脂肪・体組成計、血圧計に万歩計、体温計から尿糖計など、体の「はかる」に関して強いこだわりを持ち続けている企業「タニタ」。

 

 

 いずれも共通しているのは「はかるを通じて、人々の健康維持・向上に貢献すること」と言っても過言ではないと思います。

 

 

 さらにその業務領域は、「はかる」ことをベースに「食」にも拡大しています。それを具現化したのが「タニタ食堂」であり、栄養成分を意識しながら、味にもこだわりを持つメニューは、企業の社員食堂のみならず、病院の食事も請け負っています。

 

 

 また、一般の人にもタニタ食堂の味を楽しんでもらえるように、レシピも公開されて、大きな話題となりました。まさに、「健康」という課題を解決するために邁進しているのが「タニタ」という会社ではないかと思います。

 

 

 そんな会社に、「タニタバーチャロン部」というものがある事はご存知でしょうか。タニタにお世話になっている多くの人でも、知らないのではないかと思います。

 

 

 そもそも、「タニタバーチャロン部」の「バーチャロン」ってなんなの、という疑問が出てきそうです。

 

 

 バーチャロンは、正式には「電脳戦機バーチャロン」という大手ゲームメーカー「セガ」が1995年にゲームセンター用にリリースしたゲームです。内容は、自機を後方から見た一人称視点の11で戦うロボットアクションゲームです。操作は左右一対の操縦桿で行いますが、それが、人気アニメに出てくるロボットを操縦しているようだと、ゲーム好き以外の人にも人気が出ました。(実際、バーチャロンに登場するロボット「バーチャロイド」は、人気ロボットアニメのメカニックデザインも担当した事がある「カトキハジメ」氏が行なっています)

 

 

 その後、より対戦に特化したり、22のチーム戦になったりと、シリーズ化されて進化してきました。

 

 

 そんなバーチャロンですが、タニタの社長である「谷田社長」は、実は大のバーチャロンファンであり、その強力な想いで、社内に「バーチャロン部」を発足させたようなのです。

 

 

 バーチャロンが現役の時には、家庭用ゲーム機にも移植されたのですが、そのとき社長が個人で購入するしたバーチャロンを会社に持ち込んで、就業後に大会を開いてしまうという熱の入れようです。

 

 

 さらに、2018年初めには、発売もとであるセガとの「バーチャロン新春大会」まで実現し、その際にはタニタ社内に「バーチャロンを特訓せよ」という業務指示まで出されたとか。(タニタ公式アカウントより)

 

 

 しかし、これだけ熱愛されたバーチャロンシリーズですが、ここ最近は新作が出ていませんでした。バーチャロンファン(チャロナー)は、これまでリリースされてきたゲームを遊ぶしかなく、現行の家庭用ゲーム機にも一部移植されたものの、ゲームセンターではほとんど姿を見なくなりました。

 

 

 確実に遊べる機会が減っていたのですが、ここで転機が訪れます。バーチャロン20周年を記念して、ライトノベルを中心とした「電撃文庫」において、人気のある作品「とある魔術の禁書目録(インデックス)」とタイアップを実現したのです。その名も「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」。

 

 

 この時は、電撃文庫のライトノベルとして発売されたのですが、ここで話は終わらず、2018年にゲームも発売されたのです。それはそれでスゴイ話なのですが、ここで大きな問題が起きました。

 

 

 今回はゲームセンター用のゲームではなく、家庭用ゲーム機のソフトとしてリリースされたのですが、バーチャロンの肝とも言って良い専用コントローラー(ツインスティック)が、発売されないと正式に発表されたのです。

 

 

 当然、通常のゲームコントローラーでも遊べるように最大限の調整はしているかと思いますが、本格的なチャロナーほど落胆したのではないかと思います。

 

 

 その中に「タニタバーチャロン部」のメンバーもいたのではないかと思いますが、今度はタニタがとんでもない行動に出ます。ツインスティックを実現するためのプロジェクト「TANITA ツインスティックプロジェクト」をスタートさせたのです。

 

 

 タニタは、ご存知の通りゲームの会社ではありません。好きだからこそ「バーチャロン部」が発足しましたが、それはあくまでも趣味もしくは部活動といった感じであり、ユーザーという立場のハズです。

 

 

 しかしこのプロジェクトは、ツインスティックを発売するという「メーカー」の立場です。個人的には応援したいけど、さすがにそこまでは無理だろうなぁ、と思っていました。

すると、201868日、クラウドファンディングプロジェクト「ツインスティックVTX」を、本当に開始してしまいました。

 

 

タニタの本気を甘く見ていました。

 

 

 この大人気ないタニタの野望、もしかしたらチャロナーの夢と言って良いかもしれませんが、本当に実現して欲しいです。

 

 

 しかし、タニタの真の野望とは、「ツインスティックを発売する」ことではなく、ゲームの楽しさを伝える事で、「精神的な健康に貢献する」ことなのかもしれません。