東大を卒業しても知らないこと・学べないこと | ジョブスケの人生全力疾走

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「東大卒プロゲーマー」


 

 実はこの本をテーマにして、僕は3回ほど記事を書きました。1回目と2回目は2000字以上、3回目は1000字以上でした。


 

 毎回切り口を変えていたので「さすがにこれ以上やったら千切りになるかも」、と思いましたが、毎回読み返していたので、読み潰しに近い状態になっていたのかもしれません。そこまでくると、色々気がつくものです。


 

 タイトルが「東大卒プロゲーマー」なので、「東大まで行ったのに何でプロゲーマーなの?」となると思います。僕もそう思いました。さらにいうと、著者である「ときど」氏は、大学院に進むほど優秀な人です。


 

 それ以前に、そもそも「プロゲーマーってなに?」という疑問も持つと思います。「ゲームして(遊んで)金もらってんのか」と思う方もいるのではないでしょうか。大会に出場し、優勝すれば大金が手に入るので、それはあながち間違ってはいませんが、ちょっと考えただけでこれだけ出てくるのですから、ツッコミどころ満載です。


 

 本書には、なぜプロゲーマーの道を歩む事にしたのかなども当然書かれていますが、本当に言いたかった事はそんな事ではないと思います。


 

「理論は結局、情熱にかなわない」


 

 タイトルの隣り、まさに表紙に書かれている事なので、当たり前と言えば当たり前なのです。しかし、この内容があまりにも当たり前過ぎて、きちんと理解出来ていませんでした。


 

 何事においても、公式や定石というのは、最初のうちは強力に機能すると思います。それは、長い研究の末に導き出された、最も効率の良い方法であり考え方だからです。だからこそ、初心者が最初に勉強するのも、この公式や定石ではないでしょうか。


 

 例えば、今話題になっている将棋で考えてみましょう。序盤というのはあまりにも打ち手の可能性が多過ぎるため、先が読めない事から定石通りに打つと良い、と聞いた事があります。中盤から終盤になるに従い打ち手が限られてくるので、ここから読み合いが始まり、相手より早く読み切った方が勝ちになるそうです。


 

 しかし、先ほども述べたように定石はみんなが知っていますし研究しているので、序盤は良いとしても、それだけでは絶対に勝つ事は出来ません。


 

 そこから先の、自分だけのオリジナルの戦法というもが必要になります。その自分だけの戦法を編み出す時に必要になるのが、情熱です。さらに、一度使った手というのは相手も研究してきます。要は、対策を立てるという事です。そうなれば、今度はその対策を打ち破るための戦法が必要となります。


 

これをずっと繰り返すのです。


 

それには、やはり情熱は不可欠です。


 

 僕も、こうやってブログを書いていますが、以前はライティングの勉強をしていました。そこでは、記事を面白くするための理論なども教わりましたが、それを知っただけでは書き続ける事は出来ません。


 

「書く能力」と「続ける能力」は違うというのが、僕の自論です。


 

 だからこそ、情熱は必要なのです。あまりにもシンプルな事なので、もしかしたら恥ずかしくて、僕自身が気づく事を避けていたのかもしれません。

 

 

 しかし、気付いた人は強く、しなやかに生きられるのではないか。この本を読んで、改めてそう思いました。