ゲームセンターにおける秘密兵器。これまでにブログでも書いていますが、それは「X in 1」だと思います。
「X」の部分には「1000」「2000」「3000」といった数字が入りますが、それはゲームセンターでまちまちです。この数字の意味は収録されているゲーム数を表していますが、よーく見てみると同じゲームの「国内バージョン」「海外バージョン」もカウントされているので、純粋にこれだけのゲーム数が遊べるとは限りません。
しかし、「X in 1」に収録されているゲームは、2005年頃までのいわゆる「レトロゲーム」が多く、現在のゲームセンターで古いゲームを遊ぶ手段としては、まさに「救世主」となっています。
X in 1の場合、昔ながらの「ネットワークを利用しない」システムのため、後からゲームを追加する事は出来ません。しかし、同じ考え方である最新のゲームシステム「NESiCA(ネシカ)」では、ネットワークにつながっているので、後からゲームを追加する事が出来ます。ゲームセンターの運用において、意図的に追加しないといった事も出来るので、かなり柔軟なシステムではないかと思います。
代わりと言ってはなんですが、その多くは「1プレイ100円」が基本となっており、最新のビデオゲームとプレイ料金が変わらない事から、割高感がある事は否めません。
一方、X in 1はネットワークにつながっていない事から、一度導入してしまえば設置場所と電気代くらいで済んでしまうので、「1プレイ50円」「2プレイ50円」という設定も少なくありません。
しかし、レトロゲームの人気が出てきたとは言え、それほど稼げるとは思いません。
実は、僕が住んでいる近所のゲームセンターからも、X in 1が一度、撤去されてしまいました。経営なので仕方ないと思いながら、客の立場としては魅力が半減してしまったので、足を運ぶ頻度が減ったのはいうまでもありません。
それでもたまに行っていたのですが、以前に比べて、お店の中が閑散としている気がしました。
ちょっとまずいなー、と思いながら見ていたのですが、つい先日、そのゲームセンターに寄ってみると、何だか奥の方が少し賑やかになっていました。
行ってみると、「X in 1」が復活していたのです。しかも3台も。その時は「マジックソード」「ダライアス外伝」「ザ・キング・オブ・ファイターズ2000」が遊ばれていました。まさにフル稼働です。
その光景を見たとき、実は他のお客さんも待っていたのかなー、と思いました。先ほども書きましたが、古いゲームなのでそれほど稼げるとは思いません。
しかし、これを目当てにくるお客さんがいるのであれば、そこからさらに遊んでくれる可能性があります。まさに、「広告」の役目を果たしているのではないかと。
これは、若い人にも昔のゲームを知ってもらう良い機会なので、気軽に遊んで欲しいと思います。
そして、せっかく復活したのですから、1日でも長く稼働してもらえるように、微力ながら遊び続けたいと思います。