ジョブスケの人生全力疾走

ジョブスケの人生全力疾走

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2025年8月某日、僕は佐賀県鳥栖市に居た。

 

 以前、九州に住んだ事があり、佐賀県の鳥栖市にお店を構える「博多ラーメン膳」のラーメンが好きだった。鳥栖と言えば佐賀県の玄関口であり、Jリーグ「サガン鳥栖」のホームだ。「ウマ娘」が好きなら「佐賀競馬」がお馴染みだろうか。

 

 

 

 

 

 さて、九州のラーメンといえば、もちろん「とんこつラーメン」であり、それ以外の味を探すのは困難を極める。僕が知る限り、比較的最近(2025年8月現在)では「家系ラーメン」も増えてきたので選択肢は増えつつあるが、やはりとんこつラーメンが主流だ。

 

 僕はラーメンが好きなのだが、困ったことにとんこつラーメンだけは苦手だ。何が苦手かと言うと、あの独特の匂いがダメだ。店の外まで匂いがしているならば、それだけで近づけなくなってしまう。

 

 そんな訳で、しばらくは「長崎ちゃんぽん」をラーメン代わりに食べていたのだが、知り合いにその話をしたところ、「それなら長浜系が良い」と言われた。一言でとんこつラーメンと言ってもいろいろな系統があり、そのなかで一番アッサリしているのが「長浜系」とのことだった。その話の流れで教えてもらったのが「博多ラーメン膳」だ。

 

 何事にも例外はあるもので、「長浜系でも匂いがキツイ」と思う時があるのだが、同店のラーメンだけは「好きだ」と言い切れる。

 

 そんな訳で、たまに食べたくなり、今回も時間が作れたので食べにきたという訳だ。早速お店の中に入り、食券を購入する。

 

 

 九州のラーメンは「替え玉」が主流だが、面倒なので、ここでは「大盛り」を注文した。待つこと5分くらいだろうか。ラーメンがテーブルに置かれた。

 

 

それでは「いただきます」。

 

 間違いなくとんこつラーメンなのにクセがなく、すんなり入る。これこれ、この味だ。基本的にとんこつラーメンは、「替え玉」をするのが前提になっているので麺の量は少ないらしいのだが、同店のラーメンは普通盛りでもなかなかの量だ。ましてや大盛りになると結構な量で、成人男性でも満足出来るのではないたろうか。

 

 一口目は久しぶりの味に舌鼓を打ち、その後は一心不乱に食べ進める。知っている味なのだが、何度食べても美味しいものは美味しい。麺を食べ終わっても、余韻を楽しむが如くスープを飲む。やはり美味しい。

 

 そして、食べ終わると、次の瞬間からまた来ようと心に誓う。残念ながらそう簡単には来ることは出来ないが、諦めることの出来ない一杯だ。

 

「ごちそうさまでした」