『あらたにす』の降臨
We three kings
1月31日から『あらたにす』というニュース・サイトが店開きしました。「日経・朝日・読売インターネット事業組合」が母体となった共同事業だそうです。この『あらたにす』という名称は、「新しくする」の古語から取ったそうで、ロゴマークの「新’s」は「NEW(新)S」とかけているとのことです。ドメインのallatanysには、「All at A(朝日)・N(日経)・Y(読売)」の意を込めているというのは公式見解かどうか未確認ですが、『アエラ』のオヤジギャグのコピーに何やらセンスが似ているような気もします。
それにしてもこの3社が顔を並べるのを見ると、マイクロソフトとヤフーが一足先に合併したような感じもします。合併ではなく共同事業に過ぎないので、左右の言論を並べるのには意味もあるなどと言われていますが、これはどうでしょうか。「左」が果たして含まれているかも問題ですし、昨年あたりから読売の独裁者のナベツネ氏が「天敵」の朝日の雑誌に登場したりしていますから、強者の野合という印象は否めません。自民党と民主党の「大連合」と通じるものがあると言う人もいるでしょう。私に言わせるとジャイアンツ・タイガース・ホークスの3チームが新リーグを作ったというところです。ファンの数を合わせれば圧倒的でも、そのリーグ戦を見に行く人はそう多くないでしょう。なによりもこの『あらたにす』というネーミングが、上からの視線のようで、『えらいでしょ』というイメージなのです。
このサイトの売り物は「くらべる一面」「くらべる社会面」「くらべる社説」と三社の記事を並べることで、これについては私も歓迎です。ヤフーのニュースでは各記事バラバラですし、各社のサイトを見ても各記事の掲載面や場所はわかりませんから、もう一つ各社のトップ見出しを、それだけでいいから並べたウェブページがあってもいいなと思っていました。それが実現したわけですが、一つ引っかかったことがあり、5日に次のようなメールで問い合わせてみました。
こういうものがWEBにあればいいと思っていました。ただ、各新聞は版によって一面の記事、あるいはその見出しや用語を変更することがあると思います。「くらべる一面」はどの版を採録しているのですか。その朝刊ないし夕刊の初版ですか? 最終版ですか? 御教示ください。いずれにせよそれは今後も一貫すべきものと思います。
ぼつぼつ一週間になりますが、返事はありません。別に回答して差しさわりがあることとは思えず、むしろ新工夫に反応があったと喜ぶべきことと思うのですが、邪推するに、万一「伊藤律架空会見記」のような「特ダネ」が飛び出して、後から見出しをいじらねばならなくなるような場面を考え、言質を残さぬようにしているのでしょうか? 新聞の縮刷版に採録するのは最終版だそうですが、今の朝日のそれには伊藤律会見記のところはブランクになっているとか言われています。この対応はともかく、どの版を「くらべる見出し」に採用するかどうか、またそれを取り替えることがあるのかどうか、こういうことを明確にするのはジャーナリストの責務だと思うのですが。
新しいサイトについてはまだ書きたいこともありますが、一応ここまでとします。
☆新サイト 格調高いが 理念謎
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