安全の実感 | 回廊を行く――重複障害者の生活と意見

安全の実感

volleyballバレーのボール


私の家はマンションですが、たいして大きくはありませんが1階なので庭があります。隣に次男一家が住んでいるので、庭伝いに行き来できるのは便利ですし、また幼い姉妹が自分でやってきて、「来てうれしい。帰ってうれしい」状態をもたらすのを楽しむこともできます。隣は元は私の両親の家でしたが、続けて身罷ってから短期間空き家になった後に次男夫婦が納まりました。


同規格のマンションが二棟あり、間が公園のようになっていて、庭との間には2m足らずの生垣があり、鍵のかかる扉もついています。公園では昔よりは減ったとは言え、小さい子どもが遊んでいることも多いのですが、この間の週末に大きなボールが飛び込んできました。バレーのもののような硬質なボールだったらしく、上下2枠のガラス戸の上のほうに当たって、ガラスは大破しました。すぐに子どもの父親が来て弁償してくれることになり、幸いにもその日のうちに元のとおりになりましたが、これには本当に安心しました。


というのは、30年ほど前に隣に両親がおり、こちらは長男次男を加えた4人家族だった頃、年末で隣で一緒に食事をしようというときに、当時学齢前くらいだった長男が張り切ったのか、ガラス戸をあけないで突っ込んできて、この時は下の枠内のガラスが粉々になったことがありました。幸い長男にはほとんど怪我はなかったのですが、割れたガラスのところを父がビニールの風呂敷やガムテープで応急手当したことを覚えています。年末だったので修繕まで2、3日かかったと思います。


今考えると不思議みたいなのですが、その時は寒いと困るとは考えましたが、防犯的な心配は全然誰の念頭にも浮かばなかったようでした。これに引き換え、今回のケースではとっさに考えたのはすぐにふさがないと大変ということでした。


これは、昔に比べると物騒になったということなのでしょう。もっとも、同じ区のかなり離れたところで一家全部が惨殺されたという未解決の事件もあるのですが、近隣で犯罪があったという話はあまり聞きません。それでもやはり犯罪が増えているという気分はあります。これに対して「犯罪統計の信頼性と透明性 」という論文もあり、犯罪増加の典拠とされる『犯罪白書』の記述が、今から見るとずっと「治安がよかった」頃から引き続いて「治安は悪化している」としていることを指摘し、犯罪とされるもののカテゴリーの変化とか、「犯罪の増加」につながるような要因を述べています。


一方で毎日のマスコミ報道に接していると、犯罪は増加しつつあるという方にどうしても加担したくなるのですが、以前なら考えられなかったような犯罪のパターンが出現し、それを詳報する報道の量が膨大になっていますので、事件の量と報道の量を取り違えないようにする構えも必要だなと思ったものでした。


☆セキュリティ 費用も被害の 額を増し



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