サブリミナル?
このブログの内容は前から考えていましたが、安倍首相の突発辞任で少し情勢が変わったようです。この辞任で「若殿、ご乱心」という見出しがなかったのが不思議なくらいですが、おかげで国際社会でも日本の評価はがた落ちです。半可通の日本通であれば、「何もかも落ちるところまで落ちてみせるのがワビサビの日本美学。つまり美しい日本の実践」とでも言っているかもしれません。
外国に対する責任を云々しながらこういう結末では仕方ありませんが、それでも資質能力のせいではなく外交を考慮して辞任するのだと主観的には思っているのでしょうか。どうやら身体の不調がからんでいるようですが、それも官房長官という他人が最初に公にしたというのも不可解です。病気が理由の辞任なら、それほど体面にかかわることもないでしょうが何故隠したのでしょうか。私の体験からくる考えですが、はっきり病名のつくようなものではなく、要するに消耗からくる不調という要素が大きいのでしょう。もともと胃腸は弱いようですが、不調となると誰しも弱いところに症状が出ます。しかしそれ自体は○○という名前のつく病気ではないので、口にすると弱みをはくように聞こえるだろうと思うのは、わからないことではありません。
これで今後は日本人というか、自民党支持者というかが、若さ・毛並み・ルックスで人を選ぶことに懲りてくれるといいと思います。この3点はリーダーを決めるための必要条件でも十分条件でもありません。一見してプラスの条件であるようですが、当分はマイナスとも取られるようになりかねませんね。「毛並み」というのもあいまいなもので、麻生氏の母親は吉田茂元首相の娘ですが、吉田氏は毛並みにこだわる人だとして知られていました。ところが娘婿の麻生太賀吉氏、つまり太郎氏の父親の父親である太吉氏は福岡の事業家で、明治から炭鉱業者として大成功した人物で、歯の欠けたところにダイヤを埋めていたほどだったという度外れの贅沢話を私の子どもの頃に読み、「へぇ。こういうのを毛並みがいいと言うんだ」と言って、母に「そんなことを言うものではない」とたしなめられたのを思い出します。
本題に戻ってサブリミナルですが、人間の無意識や潜在意識に働きかけて影響を及ぼそうというもので、その効果については疑問符がつくにせよ、テレビのCMなどへの応用は禁止されているとのことです。しかしこの手法に効力があるとすれば使い方はいろいろあるはずなので、テロ対策特別措置法延長に関する最近のテレビニュースで、必ずと言ってもいいほど出てくる船から船へホースをつなぐシーンも、ある種のサブリミナル効果を狙っているのではないかと私は思います。
この法律はテロ攻撃に対抗する各国の軍隊を対象にする協力支援活動、捜索救助活動および被災民救援活動を行なうのが目的ですが、映像シーンを見た限りでは給油のみを行なっているとしか見えません。そしてその給油のシーンもロングで撮った画像はなく、相手がどこの国の艦船なのか、単独の艦船か艦隊かなどもわからないようになっています。給油されたものがイラクでも使われるかという問題は別としても、給油された後でどこに運ばれるか、何に使われるか。戦車やトラックの燃料になるのか、アフガニスタンの爆撃に用いられるのか、そういうことは一切画面に出ません。あくまで個々の船に対する給油だと刷り込まれることになるのです。現に事態打開のために作られるされた新法では給油と給水だけが規定され、だからあらためての国会の承認は必要としない、というものだそうです。
年金問題についても、いつの間にか横取私物化とそれへの刑事罰の問題に矮小化され、マスコミの報道もそこに集中しているようで、年金の原資の無駄遣いと言えばその百倍以上の額となるグリーンピアの件は触れられていません。これもある意味でのサブリミナル効果であると言えましょう。横取であればせいぜいが末端の管理職を槍玉に挙げれば済みますが、グリーンピア建設の裏面構造となるともっぱら幹部の責任の話になります。
安倍内閣崩壊での事情激変に目を奪われて、こういうことを見逃さないようにしたいものです。
☆目をそらす ための仕掛けで 満ち溢れ
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