浅草再訪 | 回廊を行く――重複障害者の生活と意見

浅草再訪

雷門 浅草雷門


 あまり体調はよくなかったのですが、閉じこもっていても仕方ないし、お天気もまあまあなので火曜日に浅草に行きました。20年ぶりくらいでしょうか。「前押し式 」で5kgの酸素ボンベキャスターを持っていくので階段は上下できず、エスカレータは上りが何とかで、下りは恐くてちょっと使えません。バスかタクシーですぐの最寄駅から浅草に行くのは、同一ホームで乗り換えればいいのですからほぼ一本ですが、そういうわけですから上野浅草方面に行くときは上野広小路駅を利用しています。ここですと地表までは上りのエスカレータがあって空いており、下りはエレベータがあると、私には好都合なことになっています。


 上野広小路駅から歩道に出てタクシーに乗ると浅草までは1000円前後。行ってみると最近はさびれているという先入観があったのに、意外な人出でした。大人が多いけれど子どももいる。ウィークデーでしたが春休みというわけですが、何か面白さを感じているのでしょうか。それと多かったのは外国人でしたが、浅草はいわゆる日本情緒とは違うと思いますが、「キッチュ」な雰囲気が口コミででも広まっているのでしょうか。同行の家内は人ごみは大嫌いなのですが、それほど疲れなかったようで、これは私も感じたように、歩いている人々がイライラしていなかったせいだと思われます。
池 心字池? 大泉池?


 ボンベを持った私にとって何よりなのは道が平坦だったことで、石畳の段差もあまりなかったのは助かりました。テレビ・ドラマなどのせいで神楽坂の人気が出て、私も行きたいのですが、記憶では石段だらけ段差だらけで、のんびりした散策は楽しめそうにありません。その浅草を2時間以上歩き回って、鎮護堂という一角に迷い込みました。水子地蔵があって、その奥に鉄柵があり、日本風庭園の池が見えました。柵からカメラを突っ込んで写真を撮ったのを一枚出しますが、なかなかのところだと思われました。

 ただ案内図などを見ても池の名前がわかりませんので、帰宅後に浅草寺の池ないしは伝法院の池ということで調べようということになりました。ところが地図のサイトでそれらしい池は発見できても、池の名前は申しあわせたように出ていません。仕方がないので浅草案内のサイトを片っ端から見ていくと、どうやら伝法院の庭というのは小堀遠州作として有名なものらしいのですが、その名前に「心字池」と「大泉池」の二通りがあり、決め手はありませんでした。もう一つ「ひょうたん池」というのも出てきましたが、これは別のところにあり、明治以降の人造池のようです。いずれにしても以前来たことのあるところでも、比較的元気だった頃とは違ったペースで歩いてみると、まったく新しい場所を発見することもあるものです。またこの鎮護堂の水子地蔵に何本か寄進されたのぼりが立っていましたが、いずれも寄進者の名前入り。個人情報秘匿のこの御時勢に、こういうこと、こういうところもあるのだなあと思わせられました。

 帰りは逆のコースをたどり、約5時間の小旅行でした。途中は結構苦しい場面もありましたが、浅草らしいてんぷらを食してもいつものようにお腹が張るということもなく、体調はむしろ帰ってからの方がよかったのは不思議なものです。翌日も快調。木曜日あたりからふだんの調子になってきています。

☆病得て 名所に異なる 味を知る


(今回も勝手に文字サイズが変更され、ワードに移して手直ししたのを戻したので、前半と後半で違っています。アメブロ様に正常化をお願いしたいと思います)。


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