誰が失礼か? | 回廊を行く――重複障害者の生活と意見

誰が失礼か?

 特別委員会の教育基本法審議の終盤で、でっち上げのタウン・ミーティングの責任を議員分を除く俸給三ヶ月分の返納でに済ませた安倍首相に対して、民主党議員が 「政治的な結果責任がある。金で済ます問題ではない。世論誘導で美しくない」と追求しました。当然至極の発言と思われますが、安倍首相はこれにキレてしまったそうです。 私ならさらに祖父の岸元首相は角栄以前で随一の金権首相だったことを踏まえて、「お金で済ませるとは、さすがにお育ちがうかがわれる」と追い討ちをかけたかったところですが、こういうのは懲罰問題になるんでしょうか? なったらそれで審議引き延ばしの役に立つのではないかなどとも考えました。


 閑話休題。これに対する答弁は、「『金で済まそうとした』という言い方は失礼だ。公務員のけじめのつけ方として減給処分などの処分が決まっている」という語気を強めたものだったそうです。質問者も「返納で済むとは思っていないが・・・」とでも言うかと思っていたでしょうが、相手の感覚が違いましたね。それにしても官僚出身でもない安倍氏が、規定で決まった最大のけじめをつけたのだから・・・と言わんばかりなのは、何とも人間的な貧しさを露呈しています。この後問答がどう続いたのか、2,3日後の議事録公開が待たれます。


 この安倍氏の答弁のロジックは、言うならば殺人犯の裁判で、被告人の最終陳述の際に弁護人が「被害者の遺族に対して何か言うことはないか?」などと、情状酌量のための「反省の意」を促したのに対して、被告が「殺したのは認めているし、法律にある刑は受けるのを覚悟している。これ以上何を言う必要があるか?」と反問する様なものでしょう。この犯人も元役人か、そういう気質の家で育てられたという設定がわかりやすいかもしれません。


 真に失礼なのは、やらせで国民をたばかった小泉・安倍の両内閣です。第一に小泉・安倍の前現首相のはずです。それがわからないとはお坊ちゃん育ちで咎められ慣れてない人によくある例で、厄介な首相を持ったものです。支持率の低下、北朝鮮交渉の行き詰まり、防衛省の誕生により意気の上がる人々・・・どうもろくなことになりそうもない。安倍内閣に期待した方もおられますが、ここは君子豹変した方がいいと思います。


☆ルサンチマン お家流で描く 三代目



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