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『新しい時代 新しい真理』
の内容を紹介していきます
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天地公事は神明の解冤公事
今、私が神明の話をしているが、人と神明はどこが違うか?
一言で言うと、人は肉身を持った人であり、神明は肉身を持たない人である。
「秋之気神也(秋の気は神である)」、
「時呼時呼鬼神世界(時よ、時よ、鬼神の世界である)」
という上帝様の御言葉がある。
つまり、これからは神明が主体になる世の中だ。
分かりやすく言えば、昼は人が主体になり、夜は神明が主体となる。
人が昼間活動し、夜になれば寝るのと同様に、
宇宙一年の春夏は人が主体になり、秋冬は神明が主体になる。
そして、この大宇宙天体圏には歴史の中で冤恨を抱いた冤神と逆神があふれている。
その神明たちを解冤しなければ、人間の住み良い世界を作ることは望めない。
そこで上帝様は神明と人間を広く救済するために、解冤※1・相生※2・報恩※3・原始返本※4の理念で住み良い世界を作るといわれたのである。
まず、上帝様は歴史上の冤神と逆神を全部集めて神明世界を組織された。
つまり、神明政府を結成し、そこで、神明たちが人間界で果たせなかった恨みを晴らしてあげてこそ、人間界も良い世界に成り得るのである。
まとめてそれを天地公事という。
天と地の公の事。
上帝様は神明政府を建設し、そこで神明たちにそれぞれ地位を与え、世の中が回り出す仕組みを組まれた。
そこで神明たちが解冤されるようになるわけである。
上帝様が神明政府で冤神と逆神の解冤公事をされたその仕組みには、世の中が回る世運公事と、内的に道運が回る道運公事とがある。
一口に、この世の中が回っていくのは、甑山上帝様が冤神と逆神の解冤公事で組まれた公事内容が、そのプログラム、時間表、里程標通りに歴史上に現われたものなのである。
『新しい時代 新しい真理―安雲山宗道師語録―』より
※1解冤一「先天の人間と神明のあらゆる恨みを解く」という意味
※2相生一「助け合う、他人のためになる」という意味である。解冤で先天の葛藤や恨みを解消せずに、相生の世界は決して成り立たない。
※3報恩一人問は誰でも多様な関係の中で恩恵を施し合いながら生を営む。人間と人間、人間と自然、人間と神明、私と父母、私と先祖の関係において、原始返本の道を実践するのが報恩である。
※4原始返本一始原の根本(ルーツ)に戻るという意味。「生命の根元に帰る」という原始返本には、「秋には根元に帰らなければ、消滅するしかない」という救済の絶対命題が含まれている。
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