最近の若い人を見ると、私がどうにも納得のいかない現象は、耳につけているいくつものピアスの数です。 耳にピアスをつけるには、耳たぶに専用の機械で穴を開けなければなりませんが、母親がお腹を痛めて産んでくれた身体に穴を開けるなど言語道断です。 ピアスをつけているのは耳だけではなく、鼻の中や舌、酷いのはへそにまでつけている若い男性を目にしたことがありました。しかし、今どきの若い人は気にせず、どんどん耳たぶに穴を開け見るも耐えがたいピアスをつけている現実をどう受け止めてよいのか悩んでしまうときがありました。  

高校の理科の実験においてグループで採血をしたとき、脳卒中の手術をしたとき以外、私は自分の身体に穴を開けたことは1度もありません。 障害者となった今でも父親から私は「母親に産んでもらった身体は一生大切にしろよ」と口酸っぱく言われています。

私が今どきの若い人に伝えておきたい言葉は、「人生は1度きり、自分の身体も1度きり」です。 この言葉が今どきの若い人の心に少しでも浸透したら、「もう1度自分の身体を見ることができるのではないか」と母親に産んでもらった身体を大切にしている私は痛感しています。

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