硫黄島①はこちらから。
史料館の次は、
遺骨収集実施現場の見学です。
こちらは、
前日までの遺骨収集で発見された壕。
今回の2週間の作業では
17柱のご遺体が発見されました。
日本人の骨なのか?
アメリカ人の骨なのか?
もしくは動物の骨なのか?
と見分ける鑑定士が帯同しているそうです。
続いては、
米軍が上陸した南海岸へ。
攻めた側と攻められた側。
海側から見ると英語の表記で、
陸から見ると日本語で表記されていました。
ここ場所で、
日米両国による慰霊式が執り行われます。
そしえて奥に見えるのは、
摺鉢山。
うっそうとした草木の先が南海岸。
この78年で島が隆起し、
100mほど土地が広がったそうなので
このあたりが昔の海岸だったようです。
戦いの最前線にあったトーチカ。
充分な材料もなく、
石などがが敷き詰められています。
なんと機関銃が残っていました。
米兵による火炎放射器によって
銃身が溶けていました。
このトーチカからは海岸まで、
その距離100m程度。
考えるだけで恐しいです。
硫黄島③
へ続く