幼児が字を覚えると何がいいのか?

 

前回,幼児でも漢字を覚えることができるという記事を書きました.

今回は,幼児が字を覚えるとと何がいいのかを本を引用しながら書いてみます.

 

 

幼児が字を覚えると何がいいのか?

 

それは,

 

 

自ら世界を広げていくことができるようになる

 

 

からです.

 

漢字が読めれば本を読むことができます.

平仮名やカタカナではいけないのか?という声が聞こえてきそうです..

平仮名やカタカナには意味がなく,覚えたとしても読むことができるようになりますが,文の意味が理解できるようにはなりません.

漢字を覚えるということは,文字の形と同時に文字の意味を理解することを意味します.

漢字は意味を持っているので,平仮名が読めなかったとしても文の意味を理解することができるのです.

(つまり,ただ読むだけで意味がわからないと漢字を覚える意味がないことになりますね)

 

世の中には,平仮名とカタカナで書かれた本よりも漢字混じりで書かれている本の方が圧倒的に多いです.

全ての漢字が読めなくてもある程度の漢字が読めることで,おおよその意味はわかります.

漢字学習と読書によって語彙力が増えていけば,自分の対象年齢以上の本でも読むことができて、背伸びした知識を自分で吸収していける事でしょう。

もちろんん,友達と遊んだり,身体を動かしたりすることも大事だと思っています.

 

漢字と平仮名・カタカナの関係を英語と日本語に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません.

世の中には英語で書かれた文献やネット情報の方が,日本語で書かれたそれよりも圧倒的に多いです.

これは,英語を読む事ができる人は,日本語しか読めない人よりも多くの情報に接することができることを意味します.

 

言語獲得に関する子供の能力は非常に高いので、子供だからとフィルターをかけずに大人と同じように接っして,子供の言語能力を伸ばしていってあげたいなと思っています。

 

以上,この内容が誰かの参考になったりするとすごく嬉しいです.

 

ここまで読んでいただきありがとうございました.