ビヨンセやマドンナといったトップアーティストのバックダンサーを務めるロス在住の島津藍(AI)さんが、現地での日々に起こったちょっとした出来事を交えながら、普段良く使っている簡単な英単語フレーズを紹介していくコラム。
将来、世界で活躍できるダンサーを目指している人は必見!
 
 
皆さん、こんにちは!
先日ビヨンセの6ヶ月にわたる"Formation World Tour"が幕を閉じました。
4月に始まりアメリカ、ヨーロッパでショーはトータル49回にも及びました。
長かったようであっという間だった6ヶ月間!
最後のショーはNYで行われ、彼女のアルバムが"Lemonade"ということで、
いつもと違ったレモン色の衣装を着ました。
ツアーが終わった後も休む時間も無く、すぐに"TIDAL X"というチャリティーコンサートに向けてリハーサルが始まりました。
本番までの時間があまり無かったこともあり、毎日のリハーサルはとても長く、寝る時間が削られる日々・・・。
しかし忙しく長いリハーサルを経てこそ、ショーの後の達成感も人一倍強いもの!!
今回のツアーやショー、リハーサルを経て、ビヨンセ本人も色んな努力があってこそ今の位置にいるんだなと実感させられました。
成功のキーに「努力」というものは欠かせないですね!
 
 
今回の英会話フレーズ
 
"hard work pays off"
意味:努力は報われる
 
 
【例文】
A:How many times did you rehearse for the show?
(ショーの為にどのくらいリハーサルしたの?)
 
B:We rehearsed for a week. Sometimes we finished really late.
(1週間リハーサルしたよ。すごく遅く終わった日もたまにあったよ。)
 
C:Hard work pays off! The show was awsome!!
(努力は報われるって言うね!素晴らしいショーだったよ!)
 
★ワンポイントアドバイス★
ことわざのような今回のフレーズですが、
何かを成し遂げた後によく使われます。
”Pay off”だけで「利益、効果を生む・もたらす」という意味を持ちます。
なので「やっと上手くいく」という時には"Finally pay off"と言ったりします。
成功には欠かせない"Hard work"!!忙しくて大変な時ほど、
このフレーズを思い出したいですね。
 
 
 
ライター:AI
3歳からバレエを習い始め、東京バレエ学校にてトレーニングを積む。
高校時代にエイベックス・アーティストアカデミー東京校でダンスレッスンに通い、その後19歳で渡米。
2009年にアーティストビザを取得し、2011年にはアジア人として初めてビヨンセのバックダンサーに選ばれ、プロモーションツアー、TVショーに出演。
その他、ブランディ、プリンス、グウェンステファニー、カニエウエスト、クリスティーナアギレラなど様々なアーティストと共演。
日本のアーティスト三浦大知とも、"Right Now"のPVに本人のペアダンスの相手役として出演している。2014年にファレル・ウィリアムスのダンサー”The Base”の1人としてワールドツアー、2015年にマドンナの"Rebel Heart Tour"、2016年にはビヨンセの"Formation World Tour"を周り、海外のトップアーティストのダンサーとして世界で活躍する。