おそ松さん on STAGE 〜 SIX MEN'S SHOW TIME 〜 インタビュー | JSDA オフィシャルブログ 「MORe Dance」 Powered by Ameba

おそ松さん on STAGE 〜 SIX MEN'S SHOW TIME 〜 インタビュー

TVアニメ「おそ松さん」初となる舞台「おそ松さん on STAGE 〜 SIX MEN'S SHOW TIME 〜」の東京公演が昨年10月に行われた。
 
 
ショートコント風にいくつものストーリーが重なりながら、6つ子の1日が描かれた本作。6つ子以外にもイヤミ、トト子、チビ太、ハタ坊、さらにはF6も出演し、個性豊かなキャラクターで観客を魅了。お茶の間のシーンでは、まるで本当の兄弟なのではと思うほど息ぴったりの6つ子が登場し冒頭からその世界に引き込まれる。それとは対照的にF6の登場シーンは舞台を華やかに彩った。
さらにイヤミとチビ太が悪事をたくらむおなじみのシーンや、トト子のアイドルデビューを6つ子が応援するシーンなど、「おそ松さん」ファンにもたまらないシーンが盛りだくさん。TVアニメに負けず劣らず、テンポの良いやりとりで客席の笑いを誘っていた。
また舞台ならではの見どころは、歌やダンスパフォーマンス。6つ子はおそ松さんらしい可愛いダンスパフォーマンスで、F6は激しくもキレの良い本格的なダンスで会場を盛り上げた。パフォーマンス中には会場内でペンライトが振られるなど、まるでライブ会場のような雰囲気になり、観客と演者がともに舞台を楽しめるような演出が印象的だった。
 
 
JSDAでは振り付けを担当したKAZUYAと、
F6のトド松役を演じた中山優貴にインタビューを実施。
 
インタビュアーどのようなことを意識して振り付けを考えましたか?
 
KAZUYA:今回TVアニメ「おそ松さん」という原作の評判が高い作品だったので、とてもプレッシャーでした。と言いたいところですが、TVアニメを観ていてとても好きな作品でしたし、好きな世界観だったので、とてもワクワクして楽しく作らせていただきました。
 
インタビュアー一番のこだわりはどのようなところでしょうか?
 
KAZUYA:F6は誰が見ても男らしく、力強くかっこいい、と言われるよう意識しました。逆に6つ子は、F6とは違う可愛いらしい世界観で作らせていただきました。
トト子ちゃんについては、可愛さもありコミカルなところも見せられるよう作りました。
 
インタビュアーリハーサル中の印象的なエピソードを教えてください。
 
KAZUYA:6つ子はリハ中からまさにTVアニメのままで、振り付けを渡す時にも各々のキャラクターの個性を出しつつ踊るので、自分の振り付けが6通りの解釈で踊られ、それが結果一つにまとまる感覚がとても新しくおもしろかったです。
F6はリハーサル中ではないのですが、連日の稽古の合間に自分たちでスタジオを借りて深夜練をしていたということに驚きました。
トト子ちゃんは振り覚えがとても早かったです。
そして全員に共通するのですが、短いリハーサル中には出来ていないことも、次回には完璧にしてきているところがプロだなと感動しました。
 
インタビュアーKAZUYAさんの今後の目標を教えてください。
 
KAZUYA:「全てにおいてまっすぐに全力で!!」がモットーなので、ダンスも振り付けも熱い気持ちが伝わるような作品作りをしていきたいです。
 
インタビュアーダンスや歌を習っている読者へメッセージをお願いします。
 
KAZUYA:実は僕もアカデミー生(エイベックス・アーティストアカデミー)でした。
みんないろいろな夢を持っているとは思いますが、ここはたくさんのチャンスもあり、夢が叶う場所だと思ってます。
絶対に無駄なことはないのでたくさんの経験をして、たくさん吸収して、自分の夢を叶えてください!!
 
〜ここからは、中山優貴へのインタビュー。〜
 
インタビュアー公演を終えての率直な感想を聞かせてください。
 
中山優貴:始めは大人気TVアニメが原作ということでたくさんの不安と緊張がありましたが、本当に楽しかったです。
稽古期間からとても充実していて、特に同じF6のメンバーはずっと一緒にいたので仲も良くなりました。
F6はライブパートが多かったので残ってダンス練したり深夜練したりして、少しでも良くなるように話し合いもたくさんしました。
今思うと四六時中一緒にいたし本当の兄弟みたいでしたね。
何でも言い合える仲になれたことが素敵なことだなと!
終わってしまったのがとても寂しいです。
 
インタビュアーF6のトド松役を演じる際に心掛けたことなどはありますか?
 
中山優貴:誰よりも可愛く、あざとさも忘れずに。
これは常に考えていました。
あと萌え袖は絶対に死守していました!(笑)
日頃からどんなポーズをしたら可愛く見えるのか、どんな立ち姿がトド松のように見えるのかなど、たくさん研究しました。
トド松が好きなので何の苦もなかったです。
 
インタビュアー公演中の印象的なエピソードを教えてください。
 
中山優貴:オープニングがF6の一番最初の出番なのですが、その前に必ずF6メンバーで円陣を組んで士気を高め合っていました。
毎回誰か一人がみんなに向けて気合い入れをして、最後はおそ松兄さんがまとめるというのがルーティーンになっていましたね。
気合が入りますし、今日もやれる!って思える瞬間でもあります。
 
インタビュアー今後の目標を聞かせてください。
 
中山優貴:SOLIDEMOの活動を軸に、ドラマや舞台などの俳優活動を積極的にやっていきたいです。個人としては主演をやらせていただくのが目標です!
 
インタビュアー読者へ向けてメッセージをお願いします。
 
中山優貴:僕自身もまだまだ修行中の身なのでどうこう言えないですが、一つ自分で思っていることは諦めずに自分を信じてやり続けるということです。
頑張ったら頑張った分だけ身になるし、必ず誰かがその頑張りを見てくれています!
一緒に頑張りましょう!!
 
 
【KAZUYA】
これまでに多数の有名アーティストのバックダンサーを務める。
第一線の踊りから、ステージ演出、振付や舞台等でも活躍している。
 
【中山優貴】
1991年4月2日生まれ千葉県出身。
全員の身長が180cm以上の8人組音楽グループSOLIDEMOのメンバー。
「第56回輝く日本レコード大賞新人賞」受賞。4/15には3rdアニバーサリーライヴを中野サンプラザにて開催予定。
 
 
<舞台 『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~』>
【原作】赤塚不二夫「おそ松くん」
【演出】小野真一
【脚本】伊勢直弘、鹿目由紀、小峯裕之
【音楽】橋本由香利
【劇中歌プロデュース】 TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
【出演】高崎翔太(おそ松)、柏木佑介(カラ松)、植田圭輔(チョロ松)、北村 諒(一松)、
小澤 廉(十四松)、赤澤遼太郎(トド松)、井澤勇貴(【F6】おそ松)、和田雅成(【F6】カラ松)、小野健斗(【F6】チョロ松)、安里勇哉(【F6】一松)、和合真一(【F6】十四松)、中山優貴(【F6】トド松)、酒井蘭(トト子)、村田充(イヤミ)、Kimeru(チビ太)、原勇弥(ハタ坊)
【主催】「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016
 
 
そしてなんとこちらの舞台のDVD化されます!!!
「おそ松さん on STAGE 〜 SIX MEN'S SHOW TIME 〜」
発売日:2017/2/10
価格:¥7,800(+税)
発売元:エイベックス・ピクチャーズ