対象者の習性
人間にはみんな癖があります。
警察時代でも『泥棒』には決まって手口(習性)があり、窓ガラスを割って家に侵入する泥棒、鍵の掛かっていない(無施錠)ところから侵入す泥棒、雨の日に侵入する泥棒・・・決まって同じ方法で侵入します。
また、泥棒に入った家の冷蔵庫を勝手に開けてジュースとかを飲んだりする泥棒もいます。
調査対象者も同じです。
浮気調査の場合、不貞事実を行う場合、『ラブホテル』や『車の中』とか殆ど決まってきます。
特に車の中で行う場合、『配偶者から不倫していると責められたが、完全否認している。或いは、以前に不倫がばれてしまって詰め寄られた事がある。』といった場合、また同じ様にラブホテルを使っていれば言い逃れ出来ない事となります。
この様な場合、対象者は自分で周囲を警戒出来る、『安全な車の中』での不貞を行う習性が多いのです。
ただし、車の中であれば『不貞事実』が証明出来ないということはありません。車の中での行為を確認するのは一番良いのですが、『スモークフィルムが貼ってある』とか、『カーテンが引かれている』とかいった場合、中々難しいところです。
そういった場合でも『不倫相手を車に乗せる』という事実は証明できますし、外で手をつないでいるところや食事をしているところ、或いは食事中の会話内容などから『明らかに不倫関係である』と第三者が判る事を証明出来れば、後はその他の証拠(日記やメール等々)で補えば良いのです。
先日も『車の中での不貞事実』を証明しなければならない調査がありました。
でも私たちは『この道のプロ』なんです。
『依頼者=相談者が夜も眠れずに悩んでいる』と肌で感じる限り、『依頼者の目となり耳となりそして心』となり、て『依頼者の笑顔』を見たいと日々辛い調査と向き合っています。