あれから2年・・・ | 活動日記ジェビケくん

あれから2年・・・

あれから2年経ちました。

2011年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震。
それに伴って発生した津波、その後の余震により多くの事故につながりました。
JBKでは、現在の東北地方がどういった状況であるかブログを借りご紹介することで
皆さんと、改めて被害にあった皆様のことを知り、日本をつなげていきたいと思います。


東北各地は、厳しい冬を迎えています。
仮設住宅に入居された方々も、早い人でもう1年半が過ぎました。
自力で家やアパートを整えたり、知り合いを頼ったりと、新しい暮らしを始めた方もいます。けれど、まだまだ多くの方がこの「仮」の住まい、「仮」の団地で、生活を続けているのも事実です。

そんな中、楽しく仮設住宅に暮らす住民の方がと交流し、顔の見える関係をつくり、「文通」や「メール」のやりとり、またしばらくして石巻を訪ねたりと、ボランティアと住民の皆さんが長くつながるきっかけづくりを目的に、昨月2月から「石巻・文通ボランティア」が始まりました。

もちろんボランティア一人ひとりにも生活があり、仮設住宅での支援に関わりたいと思っていても、長期で休みが取れなかったり、住む場所が違ったり物理的な課題もあります。それを解決するため、この2,3月限定で、週末を使って東京からボランティアバスで往復できる「文通ボランティア」プロジェクトが決まりました。

 石巻に着いたボランティアは、オリエンテーションを受けた後、ペアになって仮設住宅を回ります。その手には「仮設きずな新聞」、会話のタネにもなります。このプロジェクトの目的はたくさん新聞を配布することではないので、住民の方と仲良くなって話し込んでしまっても構いません。

参加したメンバーからも「直接話を聞くことで、仮設住宅の暮らしの大変さを知った」、「もっとここにいて色んな話を聞きたかったし、喋りたかった」、「普段の生活では体験できない人と人の近さを感じた」などの前向きな感想が寄せられました。目の前の瓦礫を必死に片付けたり、大量の炊き出しや物資をスピーディーに提供することを優先にしていた緊急期には、なかなかこういった出会いの場をつくることはできませんでした。


このように今現在でも、様々な工夫をしながらボランティア活動をされる方々がいて、それを必要とする方がたくさんいらっしゃいます。

私たちが出来ることは少ないかもしれませんが、3/11の震災を忘れずにいたいと思います。