2009年 長男が産まれた


長女の成長はとてもゆっくりで、この時まだ歩けていなかった。



長男は本当によく泣く子で、泣いてない時間のほうが少なかった。



本当に目まぐるしい毎日だったと今になって思う。



ある日の朝。



起きて何秒もたたないときにいきなり



生きてる存在価値がないと旦那に言われた。



え?夢? と混乱中にもう一度。



生きてる存在価値がねぇって言ってんだよ



は?何事? とまた混乱する。



旦那はそそくさと仕事へでかけた。



当時、長女は2歳だった。



言葉は通じてなかったかもしれない。



けど、とても悲しそうな顔をしていたのを覚えている。



"良くない言葉"というのは伝わるんだと思った。



"わたしが我慢すればいい"は通用しなくなってくると思った。