アマチュア無線機 IC-731 731S.
この無線機の修理に関したネタをググっていろいろ拝見してみました。
でも本当か? そんなわけないだろう? と思いました。
と言うのは、私は海外の同じクラブ・仲良しのIC-735を100台近く修理してきましたが、VFO周波数可変が飛ぶ・片方にしか可変しない・上下どちらにも可変しないIC-735を直しましたが、1台もエンコーダーのLEDがダメになった物を見たことがありません。日本国内仕様のIC-731だけがLEDが駄目になるなんてあり得るだろうか??
因みに部品とりでヤフオクでIC-731のゴミ同然の物も含めてジャンクを30数台落としましたが、VFOで上下どちらにも可変しない・片方にしか可変しない物も数台ありました。不具合の原因はスリットディスクが劣化硬化したグリスが汚れとして目詰まりしただけでした。VFOがの回転が異様に重い・固着して回らない物もありましたが、グリスが経年変化で劣化・硬化しただけで簡単に直ります。
必要な物は無水エタノールと粘土の低いグリスと汚れを拭き取るティッシュペーパーぐらいです。
補修パーツの新品でどういう理屈なのか書いてみます。
無線機から取外し、LED・感知の基板を外した状態です。

手前のカバーを外すとスリットディスクが見えます。右斜め上の右・左のスリットディスクがスルーになっています。

これが左側がスルーで、右側がクローズです。(左側のLED光源がセンサー側に入る状態です)

コレが右側がおオープンで左側がクローズの状態です。
VFOを回すと高速で左右がタイムラグを維持しながら交互に光を拾います。
右→左→右→左→右→左 周波数が上がる(逆かもしれませんが)
左→右→左→右→左→右 周波数が下がる(逆かもしれませんが)
このディスクスリット板・もしくはこの裏側に上部についているスリット板に汚れ・劣化したグルスが付いてしまっていると目詰まりしてセンサー側に光が抜けず動作しなくなる・可変しなくなります。

スリット板の穴と穴が重なって光が抜けているのが解りますでしょうか?

分解出来たら触れる前に部品を見ます。解りにくいならルーペを使ってでもゆっくり時間を掛けて観察します。
イマイチ解らない時はそこでやめましょう。(コレが大事)
日にちを変えて時間がある時、イライラしていない時に再度挑戦しましょう。
余計な所を触っていなければ、故障した時から悪くはなっていないはずです。
私の知っている漁労機器や無線機器メーカーのサービス・上手な技術者は解らない時は絶対に触りませんし、時間を開けて再度修理に取りかかります。
プロの技術者は解らない事は解らないと言いますし、迷ったら辞めるのが鉄則です。と昔習いました(^^) 解りもしないで下手にいじる人よりも辞める事が出来る人の方が賢いと思います。
あくまでもこれは私が経験してきた一例です。
修理で手を付ける前に話半分で読んで頂けたら嬉しいです。(^^)
80年代半ばの無線機は治りますが、今の無線機はソフトで動作しているので私は触れません。プログラムが飛んだらメーカー以外ではどうしようも出来ないと思います。
昔のアイコム、IC-M700,M700TY,アマチュア無線機のIC-720A、IC-745,IC-751、IC-751A等はRAMボードが入っていて、RAMのプログラムが消えたら終了、無線機として動作しなくなってしまいます。
そこでアイコムがRAMから卒業して販売したHF機がIC-735,731。
バックアップのリチウム電池を外して保管していましたが、40年経った今にリチウム電池を付けて使っていますが当時のまま不具合なしで使っています。
何でこんな事を書いたのか??
と言うと、使っているIC-731のスケルチが不安定な動作・ガリが出始めたので交換しました。交換しながらいろいろ思い出しながら済ませました。(^^)
予備のストックパーツと交換します。

バラしている時にいろいろ思い出しました(笑)
海外の連中のIC-735 かなり修理したのを思い出します。海外ではIC-735のパーツはe-bayでも超ボッタクリ価格ですが、日本では数千円で手に入ります。
みんなから貰う修理代は120円と数千円のジャンクの落札代だけ。
部品とりしたジャンクの使える部分もたくさん残るので、ばらして一緒に送りました。いろいろ昔の事を思い出します(^^)

交換完了。アルミのスペーサーを反対側に入れて少し引っ込めました。
何となくスマートに見えるようになりました。

マイクコネクターを付けるとこんな感じです。

IC-731 今でも愛用されておられる方、いらっしゃいますでしょうか?
私はあまり使う事がなくなりました。
最後の1台なので大事に使おうと思っています(^^)