朝日新聞の名物記者『アロハ記者の田舎暮らしトーク&文章講座』に応募。
締切日の翌日に、メールで当選通知が (^o^)丿
やった~!!嬉しい~ 本物のアロハ記者に会える~!!
 
場所はジュリーライブでお馴染みの神戸国際会館の9階、セミナールーム。
上階にこんな施設があったのね。
早めに行ったら、待っている女性たち(15~6人はいたのか)の半数近くが、持参した本を読んでいた。スマホを見ている人の方が少ないのはさすが、文章講座に来る人やね~、新聞を読む人は本も読む。私は今はあんまり読まないけど。
 
会場は写メはNGなので、開催前の画像。
 
観客は中高年の女性が大多数で、男性の割合は少なめ。走って鼻息も荒く一番前のアロハ記者の前の席に陣取った女性は、文章添削に応募したのかも知れないね。2時の開始までには、席は全部埋まったようだ。
 
2時にアロハを着た近藤記者が登場。
テンガロンハットに派手な赤い柄のアロハ、黒いサングラスは、まさに辛酸なめ子さんのイラストどうり!期待を裏切らないスタイルだった。他のイベントでスーツを着たら、イメージが違うと言われたそうな。
200人のイベントに400人もの応募があったと、内心は嬉しそうに、困ったなぁ~。
始めはフリートークで、アロハ記者の近況や参加者の質問コーナーなど。詳しい内容は忘れたが、質問内容の的を得た鋭さに感心した。私はな~んも質問は思い浮かばなかったわ(^^;
 
そして、添削コーナーへ。
5編ほど応募の作文を紹介し添削するそうだけど、残り時間は一時間ほどで全部は無理なんでは?
第一弾は、予算100万円で自分の為に絵を買いたいと考えた女性。気に入った絵は、画用紙に書かれた下書にも拘らず、120万円!予算に合わず諦めた。その数年後、美術館に飾られているその絵に再会、画用紙に書かれた絵の正体が明かされるという展開で、最後の数行でエッ!と思わされて面白かった。
 
次はパン屋さんについて書かれた作文。これはあんまり中身が記憶に残っていないが、文中の、でした。でした。でした。の3連続に、アロハ記者からこれはアカンとチェックが入った。しかし、あえてこういう文章も有る。夏目漱石がそう、という解説には、文豪と比べられるのね~(笑)
 
二作ともに文章には題名があって、題名がいったのかと今ごろ気が付いた。そんなもんがいるとは思わなかったな。どうせ採用されへんし。
 
次の添削文で3つ目。スクリーン上に写り出されのは、「無題」の作文だった。
 
まだ続く・・・
 
 
以下はアロハ記者のトーク。
 
『実は渋谷生まれのシティーボーイ、田舎に行ってから若い人が来るようになった。他の新聞社やTV局の若者で、文章の話に飢えている、文がいいのか彼らは分からないから。他新聞社の若者なのでシネと言っても、パワハラにならないのが近藤塾。東京では有料で6万円でも人が来る。
田舎暮らしで一句 「ここ10年 カカシと同じ 服きてる」
 
東京時代は自負があった、誰も意見をしにこなかった、天狗。生まれながら殺伐としていた。
田舎ではそれではすまない。田舎を何も知らない、師匠は手取り足取り教えない。長崎の諫早では裸の王様。
何も知らずに米を作ろうとして、JAで恥をかいた。
猟師の鉄砲も鴨に当たらない、文章も的を外しているだろうと言われ、頭に来た。
 
文章は感性を磨け。スタイルや文体は手放してはいけない。スタイルは生き方であり、1個である必要はない。2~3個あった方が楽だと、田舎で分かった。
近藤さんは何者?と言われるが、属性は複数ある方がいい。作家、評論家、百姓、猟師、新聞記者。』