友人が、観客は見渡す限り 老人ばっかりや~💦
そりゃそうでしょ(笑) 我々だって、その仲間(^^;
古い会館なのか、座席の前後左右がとても狭いのが玉に瑕だけど
約600席は満席です。安いもんね
席は売り切れる直前に取ったので最後列のしかも一番端。
ジュリーならガックリ・・の席💦
だけど600席の会館なので、演者はそう遠くは無くて
かろうじて、表情もわかります。
まずは若手の前座さんの落語、若手とはいえ面白くてお客さん 大笑い。
語る落語の情景が無理なく自然に、脳内に浮かんできて
笑えます。(^-^)
お次は、もう芸歴が25年目という落語家さん。
うどんをすする音、
ズルズル ジュルジュル ズズズーーーー
ズルズル ジュルジュル ズズズーーーーーーーー
このすする音が見せ場、聞かせ場、さすがやね~
南光さんは、昔のお正月の風景が浮かんでくるような
お正月らしい(2月やけど)演目で
凧あげも見なくなったなぁ・・と昔を懐かしんじゃった。
中入りがあり、ざこばさん 登場。
5年前に脳梗塞を患ったそうで、お元気かな?足元大丈夫かな?
と、ちょっと心配してました。
「脳梗塞で言葉が出ないんです。・・前からそう」
に観客(笑)
「医者から水を飲め、トイレが近い、タバコはあかん、
お酒は1合と言われているのに、3合飲んでる」に
ざこばさん、大丈夫かしらん(^^;
落語はさすがに笑わしてもらいました。
こちらは、みたらし団子の蜜をジュルジュルと(^-^)
でも語りの「じょうかん」の意味がわからない?
後で漢字を見て「上燗」だったのか~
亡き父が、毎晩 お燗してたのを思い出しました。
米團治さんは、若手の時からハンサムで好きでした。
サリーも出ていた市川崑の「細雪」に出てましたね。
いまやすっかり、エライさんになって、米朝事務所の社長さん。
登場するなり、隣の男性が「待ってました!」と
よく通る良いこえで、掛け声。
コロナ禍では掛け声もかけられへんかったやろな。
米團治さんが、父の米朝さんの弟子の、ざこばさん、南光さんに、
幼児時代からオムツを変えてもらったとか、
自転車の練習で怪我させられたとか、
怪我したのは黙っとけと言われたとか
子供時代の話のマクラが可笑しくって、観客爆笑
ここだけで大いに笑いました。
米團治さんの落語は、芝居好きの遊び人のボンのお話。
芝居の演目を歌舞伎役者よろしく、調子よく明るく
語る様は、芸達者で華やかで色気がある。
こういう落語を語りはるんやと、恥ずかしながら初めて知りました。
やっぱり、落語もタマには聴かんとあかんわ
と思いながらも、歌舞伎を知らない人には通じない
とも思う、この演目。なんとか、私は分かるけど
若い人には無理だろな。
開演前には無かった帰りのロビーに
演目が出ていました。
観客を見ながら、演目を決めるんだろうか。
高齢層が多いので、「七段目」になったのかしらん。
もうすこし、上手な字で書いて欲しいですけどね。