ざこば・南光・米團治三人会
友人に誘われて、初めての落語会に行ってきました。
 
ジュリーの大切な友人の、ざこばさん
TVでお馴染み、南光さん。
桂米朝さんの息子の米團治さん。
※人間国宝の故桂米朝さんは、父の同級生です。親しいわけではないですが(^^;
 
関西落語で有名な3人が揃って、
2500円(別途手数料330円)
安い!
ざこばさんは、以前 病気で倒れたけど、お元気かな?と
気になっていたのもありました。
ざこばさんのご家族は、数年前にジュリーの
大阪フェスの会場でお見掛けしました。

 

 

友人が、観客は見渡す限り 老人ばっかりや~💦

そりゃそうでしょ(笑) 我々だって、その仲間(^^;

 

古い会館なのか、座席の前後左右がとても狭いのが玉に瑕だけど

約600席は満席です。安いもんね

席は売り切れる直前に取ったので最後列のしかも一番端。

ジュリーならガックリ・・の席💦

だけど600席の会館なので、演者はそう遠くは無くて

かろうじて、表情もわかります。

 

 

まずは若手の前座さんの落語、若手とはいえ面白くてお客さん 大笑い。

語る落語の情景が無理なく自然に、脳内に浮かんできて

笑えます。(^-^)

 

お次は、もう芸歴が25年目という落語家さん。

うどんをすする音、

ズルズル ジュルジュル ズズズーーーー

ズルズル ジュルジュル ズズズーーーーーーーー

このすする音が見せ場、聞かせ場、さすがやね~

 

南光さんは、昔のお正月の風景が浮かんでくるような

お正月らしい(2月やけど)演目で

凧あげも見なくなったなぁ・・と昔を懐かしんじゃった。

 

中入りがあり、ざこばさん 登場。

5年前に脳梗塞を患ったそうで、お元気かな?足元大丈夫かな?

と、ちょっと心配してました。

「脳梗塞で言葉が出ないんです。・・前からそう」

に観客(笑)

「医者から水を飲め、トイレが近い、タバコはあかん、

お酒は1合と言われているのに、3合飲んでる」に

ざこばさん、大丈夫かしらん(^^;

落語はさすがに笑わしてもらいました。

こちらは、みたらし団子の蜜をジュルジュルと(^-^)

でも語りの「じょうかん」の意味がわからない?

後で漢字を見て「上燗」だったのか~

亡き父が、毎晩 お燗してたのを思い出しました。

 

米團治さんは、若手の時からハンサムで好きでした。

サリーも出ていた市川崑の「細雪」に出てましたね。

いまやすっかり、エライさんになって、米朝事務所の社長さん。

登場するなり、隣の男性が「待ってました!」と

よく通る良いこえで、掛け声。

コロナ禍では掛け声もかけられへんかったやろな。

 

米團治さんが、父の米朝さんの弟子の、ざこばさん、南光さんに、

幼児時代からオムツを変えてもらったとか、

自転車の練習で怪我させられたとか、

怪我したのは黙っとけと言われたとか

子供時代の話のマクラが可笑しくって、観客爆笑

ここだけで大いに笑いました。

 

米團治さんの落語は、芝居好きの遊び人のボンのお話。

芝居の演目を歌舞伎役者よろしく、調子よく明るく

語る様は、芸達者で華やかで色気がある。

こういう落語を語りはるんやと、恥ずかしながら初めて知りました。

やっぱり、落語もタマには聴かんとあかんわ

と思いながらも、歌舞伎を知らない人には通じない

とも思う、この演目。なんとか、私は分かるけど

若い人には無理だろな。

 

開演前には無かった帰りのロビーに

演目が出ていました。

観客を見ながら、演目を決めるんだろうか。

高齢層が多いので、「七段目」になったのかしらん。

 

もうすこし、上手な字で書いて欲しいですけどね。