「釣りに行くなら連れてけ~」
という事で行き先を鹿島に急遽変更。鹿島灘の荒くれ鰺をはる子に釣らす!と意気込む。
………………その前に最近の釣行釣果。
6/25、半夜でソロモンに挑むも僅か五匹、サイズも出ず。
6/29、南房アタックも濁りとうねりにやられ撃沈。勝浦方面でリベンジ謀るもデイで僅か二匹。
ちょっと釣れて無い。
今の時期の鹿島なら、海が荒れてなければ堅いだろうと思い、家族で東関道をひた走る。
PM8:00過ぎ、鹿島某港着。親子でロッドを振るも、鰺不在。嫁が我慢強くはる子にキャストを教える。

正直、五歳になったばっかだし、女の子だからキャストはまだ無理だろうな、と思っていた。
地元アジンガーの方に声を掛けられ、近況を伺うに夜よりも夕方が良い模様。かなりやり込まれている方のようで、近辺の鰺事情を交え、お話しを聞かせて頂いた。
気づくと…………………

娘のコーチングに疲れ果て、車内でパックをしている嫁。
とりあえず最寄りの日帰り温泉に出向き、入浴そして仮眠。
朝マズメは嫁と娘を残し、テトラで独り勝負。
うねりが強く、抜き揚げ取り込みが容易では無い釣り座からだったが、

暫し爆釣。
サイズは豆~25cm位とバラバラ。
その後、堤防に戻るとちょうど嫁と娘が起きてきて、釣りをすると言う。自分は疲れたので仮眠。
10:00頃目を覚ますと………………意外にもまだやっている。
嫁が熱心に教え続けたらしく、何とかキャストが出来るようになっていた!
所謂「どっこいしょ投げ」なんだが………………

青眼の構えから…………

ゆったりとバックスイングにはいり、

ジグヘッドの重みを感じながら…………

空を斬る「はる子SP チタンティップ product by 工房海猿」

手首の返しが拙いが…………………

大海原へ向かって、

華麗なるフォロースルー。
ミスキャストも多いが、「これは勝負になるんじゃねぇの!?」っていう位の飛距離は出ていてビックリ。
正直、自分ではここまで忍耐強く諦めずに教える事は出来なかっただろう、母の愛は強し!
後は鰺が回ってくれば………………といったところなんだが……………………無念!時間切れで昼過ぎ、釣り場を後にした。
次こそは、「一匹目の鰺」を!
可能性を感じさせる釣行になりました。