無題! | はるパパの【テトラの陰からこんにちは!】

はるパパの【テトラの陰からこんにちは!】

釣りに関するお話がほとんどです。

初心者に毛が生えた程度なんで、見当違いの発言をするかもしれません。

ご勘弁を…。

毎回、釣行記録をUPする度に色々とくだらないタイトルを考えてきたが、今回は…「無題!」。

タイトルをどう付ければ良いか、解らない位、貴重で楽しい釣行になりました。

土曜午後14:00、仕事終了。すっ飛んで帰宅し、前日にトラブル満載ながら準備万端だった俺は……、

16:00過ぎ、横浜に立つ!

渡船にて、バストーナメンターのMさんと御一緒になり、薄暮の堤防にてキャスト開始。なんとMさん、横浜を拠点に釣りをされているが、ご自宅は我が家と目と鼻の先!自分はバス釣りは未経験なので、色々と興味深い話を聞かせて頂いた。

堤防の状況はというと、風ほぼ無し、潮も穏やか、小雨が降っているが18時には止む予報……かなりの好条件!

キャスト数投目で最初に来たのは…、


セイゴっ!!足下を覗くとこれでもかって数のセイゴ。ベイトを追っているのかバシャバシャやっている。

そして、17時過ぎ、そろそろかな?という時間帯に……、



小さいが鯵!群れが順調に回ってきたな!と思ったらその後暫くアタリ無し…。

ここで、偶然、海猿氏より連絡が有り、色々とアドバイスを頂く。フォールの長さとジグヘッドの重さ……、実行後直ぐに答えが出る……。



なかなかのサイズ!同サイズを追加した所で、再び海猿氏より連絡……、「今から行きますわ!」Wow!マジすか
!?半夜であがって翌朝は外房に回ろうと思っていた自分も、横浜にて通しを選択!

20:30、仕事で帰られるMさんと入れ替わりに海猿さん登場。Mさん、お疲れ様でした、自宅から近くて、しかもこんなにコアなアングラーの方とお知り合いになれて嬉しかったデス!

挨拶を交わし、海猿さん、自分、そして18:00にいらっしゃていたKさんとお連れの方(この方達も物凄い手練れなんだが…)計四名にてキャスト再開!

実は3匹目移行アタリが途絶えていたんだが、海猿さんが登場してすぐ、「トンッ!」ときて「ガッ!」と合わせたら「ギュンッ!!」とキタ!!
何だが長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督みたいな説明で申し訳無いが……、




初の尺鯵……、魂の一匹、33cm。

tict IB63CS/Twin Power1000PGS/Pinky 0.3号/スイミングコブラ29 1
.0g/アジアダー パールホワイト

ここまで長かった……しかし、本当の尺にはあと4mmほど足りない。職業柄これだけはこだわっていきたいので…暫定尺とさせて頂く!


さて、横目で海猿さんのアジングを盗み見ながらやっていたんだが、印象としては……とにかく巻かない!なかなか巻かない…ように見うけられた。

キャストしてフォール後、自分はジグの重みを感じたくて直ぐに巻き始めるのに、水深や潮の状況判断が早いのだろうか?巻かずにロッドの操作だけで探りを入れるその姿、まるで銘刀を持つ刀鍛冶のよう……。

鯵の方はというと、最初ちょっとだけ自分が連続したものの、その後は群れが回ってきたと見るや確実に海猿さんが掛けていく。

隣のKさん達を見ると、やはり巻かない釣りで、着実に数を伸ばしていく。
何だろう?他3方に比べて自分はロッドを機敏に動かし過ぎる?フォールの時間が短か過ぎる?

夜の間は、小さい群れが入っては抜け、を繰り返しているような感じで、誰かが鯵をかけるとまわりもパタパタッと釣れる、その間を逃すとまた暫く沈黙、みたいな感じ。

そして一晩の間に、風向き、潮の流れ、ベイトの有無など状況がコロコロと変わっていく。海猿さん達は状況への対応力も凄いが、その変化に気付くのが早い…言われてみて、あれ?ホントだ…って事が何度も。

そんなこんなしているうちに、あっという間に夜明けを迎え、朝方のラッシュ時に海猿さんがポンポンと鯵を追加、一時間延長戦で7:00終了。

完徹……途中小休憩をはさみながらも夕方から一晩ガッツリやった。楽しすぎるONE NIGHT、それでもまだ何か足らなく感じるSUN RIZE。眠気や寒さなんて感じている暇は無かった。

途中、海猿さんからアドバイスやヒントを頂くが、頭で解っても、なかなか確信として実感を得るのは難しい。釣りというもの自体、「感触」とか「フィーリング」に基因するところが大きいだろうから、こればかりは繰り返しの中で身に付けていくしかない。

それでも、何かを掴みかけているような、目の前の霧が晴れるような晴れないような、そんな感覚はあったんだが。

とにかくボトムをとる事の大切さ‥‥「何処で釣れた?」「ボトム付近?です」としか答えられないところに自分の曖昧さがある。自分が思っている以上にリグの沈下は遅い…、スローな釣り、我慢、そしてロッドとラインの角度…。

やはり、他の3方が釣れて自分だけ釣れない、っていう時間帯が何度かあり、その点でモヤモヤ感が残るのも確か。

本日の釣果は…、






そして海猿さんから頂いた分…、



御自宅お持ち帰り分、リリース分を含めたら、50匹前後は釣られていたんじゃなかろうか?海猿親方。

Kさん達も、淡々と釣り続けながら相当の数を釣っていた模様。

まだまだヒヨッコだぜ、俺はぁって気持ちと、俺もあんな風に釣りたいぜってワクワクする気持ち。




心地よい疲労感と、充実感いっぱいで堤防を後にした!


帰宅して、記念に尺鯵と娘っ子。




何故林檎食べながら?

軽く仮眠をとった後、自分が最高に楽しい思いをしたので今度は娘っ子の番!

「何処に行きたい?」娘っ子に訊くと、答えは大体想像がついていたが……、




横浜アンパンマンミュージアム、再訪!with姪っ子。

沢山の鯵は、とりあえず三枚に卸して冷蔵。夕飯から刺身、フライ、骨せんべい、鯵御飯等へ調理。





今回の物理的反省

①ネオプレーン生地の靴下は履くなかれ、蒸れて一晩でブーツの中ビチャビチャ
②Pinky02は必要ないかも、そこまでリグの入りに差は無いし、寧ろライン切れが怖くておっかなびっくりになってしまう
③PEは沈まない、キャロやるにしてもエステル04とかで。

さて、今年の釣り納めは何時何処で?!

アンパンマンミュージアムからの帰り道、娘っ子が呟いた。
「はるこたん、ほんとうは、ディズニーランドに行きたかったの……」


……また次回!